【特集】あの日避難所では何が起きていた…課題と教訓 中越地震から20年「自分でできる事は自分で」≪新潟≫
20年後も変わらない課題
あの日から現在まで全国で発生する未曽有の災害。 1月の能登半島地震では各地で自治体の想定を超える被害が発生。支援の届かない孤立集落が相次ぎました。 避難所に身を寄せる避難者の姿は20年前の中越地震を思い起こさせます。 ≪前小千谷市長 大塚昇一さん≫ 「20年前とどれだけ変わったかっていうと被災された方に対する支援っていうのは制度的には変わった部分もずいぶんあるんですけど一番困った時に何ができるかっていうとあまり変わっていない。避難された方が自分たちでできることは自分たちでやってもらうそういう仕組みになっていかないといけないと思いますし、そういう意識で頑張ってもらわないとこれからの災害にはますます厳しくなると思います」 中越地震から20年たった今も変わらない避難所をめぐる課題。 次の世代に安全を手渡すためにどうすればよいのか、あの日の教訓を受け継ぎ課題と向き合い続けることが私たちにできることなのかもしれません。