RBメキエス代表「選手権6位に向けてポジティブ」角田裕毅のイモラ10位入賞を喜ぶ…一方でスタートは改善点と強調「良いスタートを切っていたら…」|F1
第7戦エミリア・ロマーニャGPの結果を受けて、ビザ・キャッシュアップRBのチーム代表ローラン・メキエス氏が角田裕毅、ダニエル・リカルドに労いの言葉をかけた。 【動画】角田裕毅、イモラで絶妙アンダーカット成功!アウトラップでペースを上げ、ピット戦略でヒュルケンベルグの前に出る 同レースは近郊のファエンツァを本拠地とするRBにとって、ホームレースとなる一戦。ファエンツァのファクトリーで働くスタッフも大応援団を形成し、スタンドから観戦していたという。 メキエス代表は「我々VCARBのファクトリーとイモラはわずか15キロほどしか離れていない。ここでのレースはチームにとって、本当に特別なイベントだった」と語っている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「多くのスタッフが今回、VCARBスタンドで“ブルーアーミー”の応援団を形成した。できるだけ多くのスタッフがパドックに入れるよう、VIPパスも調整した」 そして角田裕毅が10位入賞、ハース勢2台を挟んでリカルド13位、という結果についてはこう語った。 「ここイモラで再び中団のトップに立てるように、みんなが努力した。ファエンツァ、ビスターにいるスタッフ、そしてホンダの全員がハードワークを徹底してくれた。彼らの尽力に少しでも恩返ししたいと思っていたよ」
ただし、レーススタート後のポジションダウンはメキエス氏も改善点だと認識している模様。 「もし今日のレースでユウキとダニエル、両方がより良いスタートを切っていたら、また違ったシナリオが生まれていたかもしれない」 「ただ、それでもポイントはポイントだ。この週末から得られるポジティブな要素はたくさんある。予選でのパフォーマンス向上は、マイアミで実施したアップグレードが間違いなく効果的だったという裏付けだ」 「コンストラクターズチャンピオンシップでの6位に向けて、良いパフォーマンスがもたらされている。この結果はポジティブだと思う」 次戦はすぐさまモナコGPが控えている。メキエス代表はモンテカルロでの入賞にも意欲を示した。 「我々はこの勢いをさらに前進させ、モナコでの挑戦に立ち向かう。ダニエルはモナコでの優勝を含め4度も表彰台に上がっている。ユウキも現在絶好調だし、チーム全体でさらにパフォーマンスを向上させていきたい」