スマートフォンの大本命「iPhone 16」シリーズ登場で何が変わる!?【傑作&大本命モノ決定版】
プライバシーにも配慮するApple流のAI機能がついに本格始動へ。9月のApple Eventで発売されたiPhone 16シリーズを起点に、Apple Intelligence時代を意識した製品展開が始まる。日本ユーザーへの恩恵はまだ先だが、進化に伴うハードの改良も盛りだくさん。ここでは同イベントで発表された新機種の魅力やポイントなどを詳細にチェックしていこう。 【パーソナルコンテクストを活用するApple Intelligence】 Appleは日本時間9月10日の早朝にアップルイベントを開催した。スマートフォンは「iPhone 16/16Plus」と「iPhone16 Pro/Pro Max」を、スマートウォッチは「Apple Watch Series10」と「Apple Watch Ultra 2」の新色を、さらに周辺機器も「AirPods 4」やUSB-C搭載の「AirPods Max」を発表。新ハードウエアは豊作だ。また、それぞれ同月20日に発売を迎えており、すでに購入することができる。 今回の発表における最大の目玉は「iPhone 16」シリーズが新機能のApple Intelligenceをサポートしたこと。Proシリーズだけでなく、スタンダードモデルまでが対応デバイスに含まれており、Appleとして、サービスのユーザー基盤を広げるための本気度が透けて見えた。 ただし、同機能の日本語対応はまだ先であり、日本国内のユーザーにとっては、端末を購入してすぐに機能を試せるというフェーズではない。とは言え、競合のAndroid製品が生成AI関連機能を続々と搭載するなかで、Apple流の次世代アシスタント機能を使える環境がようやく整いつつあることは喜ばしい。
「Apple Intelligence」がついにiPhoneに実装!
“次世代版Siri”とも言うべきApple Intelligenceは年内に米国英語のベータ版で提供開始。一部機能の公開や日本語を含む追加言語への対応は2025年に予定されている。iPhoneでは15 Proシリーズと16/16 Proシリーズが対応。 6.1型の「iPhone 16」と6.7型の「iPhone 16 Plus」の2サイズ展開。最新世代のA18チップを搭載する。本モデルでは「空間ビデオ」の撮影にも対応するなど、前世代ではProシリーズの特権だった特徴を多く踏襲した。