20代「嫌な人がいたら嫌」40代「意思疎通にいい」年代によって認識に差 シーズン真っ盛りの忘新年会実施は66.2% 3年前より40ポイント増えるもコロナ禍前の水準には戻らず
信越放送
忘年会のシーズンですが、長野県内の企業では、コロナ禍で宴会離れが進み、以前の水準までは戻っていないと言います。 忘年会事情を取材しました。 【写真を見る】20代「嫌な人がいたら嫌」40代「意思疎通にいい」年代によって認識に差 シーズン真っ盛りの忘新年会実施は66.2% 3年前より40ポイント増えるもコロナ禍前の水準には戻らず 「かんぱーい」 年末のこの時期、酒を提供する飲食店は活気にあふれます。 20代: 「みんなでわいわい飲めるのは、めちゃくちゃ楽しいです」 「飲酒運転気を付けて」 17日には、警察などが長野市の繁華街で、飲酒運転の防止を呼びかけるパトロールを実施。 忘年会ムードが高まっています。 40代: 「5類になってから今までたまっていたものが出てきたというか」 2023年に、コロナウイルスは5類に移行。 週末のこの日、長野駅前は、忘年会の人たちで賑わいました。 東京商工リサーチ長野支社によりますと、県内の136社を対象にしたインターネットによるアンケートで、今年、忘年会・新年会を実施すると回答した企業は、66.2%。 コロナ禍の3年前に比べると、実施率は、40ポイント以上も増加しましたが、中にはこんな人も… 20代の2人: 会社の忘年会は? 「ないですね」 「忘年会っていう名前の飲み会は無いですね」 会社の同期で忘年会をしていた20代: 「あんまり会社の上の人とか下の人とかというのは無いですね」 忘年会に対する考え方も年代によって差がみられます。 20代の2人: 「関係性による。嫌な人がいたら嫌かなと思います」 「でも別に無くてもいいかなとは思います」 会社の仲間で忘年会をしていた40代: 「今割と、忘年会を嫌がる人が多いというんですけど、あえて逆に飲み会の場で親睦を深める方がお互いに意思疎通がいいんじゃないかなと」 一方、調査では、コロナ禍より前は、忘年会を実施していたものの、今年は実施しないと回答した企業は、16.9%でした。 20代: 「やったら楽しいですけど、わざわざやるのは面倒かなと。風邪とかウイルスとか流行っているので、わざわざやらなくてもいいのかなと思っちゃう」 今年も、忘年会を実施すると回答した企業の多くは、従業員の親睦を深めることを目的としていて、忘年会をコミュニケーションの場として考えています。 一方で、実施しないと回答した企業は、飲み会まで仕事の上下関係を引きずりたくない人が増えているなど、開催ニーズが高くないことが大きな理由だとしています。 また、調査では、宴会を実施する88社に労働時間かどうかという質問をしたところ、9割以上の82社は労働時間ではないと答えましたが、6社は「労働時間になる」と回答したということです。 こうした中で、忘年会を行う人たちは?
60代: 「普段忙しい人でも年末集まってみんなで無礼講で飲もうよ、そんな感じですね」 20代: 「忘年会だからという理由で集まれる」 年末の街には活気が戻りつつありますが、コロナ禍で宴会離れが加速し、コミュニケーションのあり方や認識は大きく変わって来ているようです。
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