B2・ベルテックス静岡5連勝 神戸に85―65 地元3連戦初戦飾る
バスケットボールりそなBリーグ2部(B2)は18日、静岡市中央体育館などで行われ、西地区3位の静岡は85―65で同4位の神戸を下して5連勝した。通算14勝10敗。 静岡は序盤から堅守を見せつけ、神戸の攻撃を封じた。第1クオーター(Q)は岡田雄三の3点シュートなどで22―12と好スタートを切った。第2Qは41―33と詰め寄られたが、第3Qで点差を広げ、第4Qもリードを保ち逃げ切った。 ■止まらぬ快進撃 ハーラー21得点 快進撃が止まらない。アウェー4連戦を制し勢いに乗る静岡が神戸を退け、B2昇格後初の5連勝。地元3連戦の初戦を勝利で飾り、好発進した。 高強度の守備で主導権を握った。ターンオーバーされてもインサイドを固め、満足なシュートを打たせない。リバウンド数でも49―35と優位に立った。第1クオーター(Q)の序盤こそ先行されたが、リードを奪われなかった。 攻撃でも相手を突き放した。ハーラーがチーム最多の21得点でけん引。橋本も素早く攻撃に転じ、レイアップシュートや3点シュートを決めて10得点。「なかなか決まっていなかった3得点を、大事な場面で決められた」と声を弾ませる。 次はプレーオフを含めて昨季から8戦全敗の東地区1位の千葉。森監督は「間違いなくB2で一番強い相手。ボールを失わないよう守備で相手を止める」と意欲を示す。この勝利を弾みに、強敵に挑みたい。
静岡新聞社