【MLB】 ホワイトソックスがロハスと1年契約 好守のベテランでデプス補強
ホワイトソックスがFAとなっていた内野手ジョシュ・ロハスと1年契約に合意したことを、MLB公式サイト「MLB.com」のスコット・メルキン記者が伝えた。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 30歳のロハスは昨季マリナーズで142試合に出場し、8本塁打、打率.225、OPS.641の打撃成績だった。打撃では目立たない成績ながら、守備では存在感を発揮し、守備指標OAAでは+9をマーク。トータルでは、走攻守全ての貢献度を示す(代替可能な選手と比べて)総合指標fWARではレギュラーとして及第点レベルの1.9を残した。しかし、後半戦の失速が響いてか、予算的制約に直面するマリナーズからは来季の契約を提示されず、ロハスはノンテンダーFAとなっていた。 昨季121敗を喫したホワイトソックスは、今季も再建モードと見られている。今オフはマイク・トークマン、オースティン・スレイター、マット・サイスと派手ではないが、堅実なデプス要員を打線に補強。ロハスもその一環と見られる。 ロハスが守れる三塁、二塁のポジションには、ホワイトソックスも若手が揃っている。マイケル・コペックらとのトレードでドジャースから加入したミゲル・バルガス、ブライアン・ラモス、レニン・ソーサはいずれも球団内で高い評価を受ける有望株だ。しかし、3人揃って右打ちであり、メジャーでの経験も乏しい。ロハスの獲得によって、三塁・二塁のデプスに厚みが加わった。