「冷房28度」って、今の時代に合っていませんよね? 節電の大切さは分かるのですが、もっと低くしないと命を失う気がします…。
冷房の節電では室内熱中症に注意する
節電のために冷房の温度を高めに設定している場合は「室内熱中症」に注意しましょう。熱中症はときには命を失うこともある病気です。屋外で発生するイメージを持っている方が多いかもしれませんが、消防庁が公表しているデータによると4割程度の熱中症は住居などの室内で起きています。 特に、室温28度、湿度は70%を超えると、室内熱中症が発生しやすくなるといわれているため注意が必要です。 熱中症の主な症状には以下のようなものがあります。 ・顔がほてり、めまいがする ・筋肉が痙攣する ・体がだるい、吐き気がする ・汗のかき方がいつもと違う 室内熱中症を防ぐにはこまめに水分補給したり、できる限り軽装で過ごしたりすることが大切です。また、室温や湿度を定期的にチェックし、節電中であっても必要であれば冷房の設定温度を低くすることを検討しましょう。
エアコンは快適に過ごせる温度設定に
クールビズでは、心地よい室温の目安を28度と提示しています。あくまで室温の話であるため、冷房を必ずしも28度に設定しなければいけないわけではありません。室内にいるときの体感温度は、日当たりや外の気温、湿度などの条件によって異なります。 冷房の温度を低く設定すると電気代は高くつきますが、室内熱中症の対策になるでしょう。室温が28度以上になってしまうと熱中症の可能性が高まるため、状況にあわせて温度を変えるのがおすすめです。 出典 環境省 COOL CHOICE COOL Biz 適正な室温とは 公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 総務省消防庁 熱中症情報|救急搬送状況 経済産業省 資源エネルギー庁 空調 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト 経済産業省 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
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