【朝日杯FS/トレセン情報】完成度高いエイシンワンドが反撃に意欲 前走で初黒星も幸「力負けではない」
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] 小倉2歳S覇者エイシンワンド(牡・大久保)の最終追い切りは11日に栗東ウッドで敢行。6ハロン83・3―11・9秒でまとめ、エメラルドビーチ(古馬3勝クラス)、テンエースワン(同1勝クラス)との3頭併せで最先着した。 追い切りに騎乗した幸は「大体、予定通り。いい状態で競馬に行けそうです」と太鼓判を押した。8月のデビューからずっと調子が良く、悪いところは特に見せていないという。鞍上は「欠点がない馬なので、(初の京都)コースとかは大丈夫。操縦性があって、完成度が高いです」と絶賛する。 デビュー2連勝で挑んだ前走の京王杯2歳Sで8着に敗れ、初黒星を喫した。鞍上は「前走は負けすぎ。輸送などがあってのことかなと思うけど、力負けではない」とリベンジに燃えている。重馬場の小倉2歳Sを勝利したが、稍重の前走では直線で手応えがなくなってしまったという。マイルの経験こそないものの、先行力は何よりの武器。スピードを生かすためにも、レース当日はなるべく良馬場で本番を迎えたい。
東スポ競馬編集部