通信業界の仕事内容、将来性、トレンドまで。志望動機の書き方も紹介【例文あり】
通信業界のランキング・年収・待遇・社風の調べ方
通信業界の企業の年収情報は『会社四季報』(東洋経済新報社刊行)で調べることができます。 また、業界地図と銘打たれた各出版物では、通信業界の企業ランキングや業界の現状や傾向などを確認できます。社風や待遇などについては、企業サイトの採用ページに掲載されている先輩社員インタビューや採用情報を確認するとよいでしょう。 通信業界には大企業も多く、投資家に向けたIR情報を自社のホームページに掲載しています。IRとは、「Investor Relations(インベスター・リレーションズ)」の略で、企業が株主や投資家に対して、企業の経営状況や今後の方針、中長期で取り組む事業計画などを知ってもらうための活動です。 IR情報は、企業が公式に発表する情報のために信ぴょう性が高く、企業研究に役立てることができます。競合他社と差別化する戦略なども打ち出されているので、志望動機を考える際にも役立つでしょう。
通信業界に向いている人の特徴
ここでは、通信業界に向いている人の特徴をご紹介します。 ■社会インフラを支える使命感がある 先にも述べたように、通信インフラは人の生活になくてはならないものであり、電気・水道・ガス、道路、公共交通機関などと同じく、社会に必要不可欠なインフラと言えます。 社会を下支えしていくことにやりがいを感じ、使命感を持って取り組める人には向いていると言えるでしょう。 ■新たな領域にチャレンジしていく挑戦心がある 通信業界が取り組んでいる技術は、社会においてまだ新しいものであり、今後も技術革新が進んでいくことが予想されます。そのため、通信業界の企業の社風には、新たなことに積極的に取り組んでいくチャレンジングな姿勢を大切にする傾向があります。 最先端の技術を学び続ける姿勢や、新規事業の創出などにチャレンジしていく挑戦心がある人には向いていると言えます。 ■長期的な視点で物事に取り組める 通信業界の企業は、長期的なプロジェクトに取り組むことが多くあり、プロジェクトを通じて、官公庁、自治体、顧客企業、パートナー企業など、多くの人とかかわるケースも多く、さまざまな立場の人とコミュニケーションすることが求められます。プロジェクトを実現していくためには、こうした人々と長期的に信頼関係を築くことが必要です。 また、社会の動きや消費者のニーズなどに応えていくためには、長期的な視点で物事を見る力も重要になると言えます。 ■国内外のトレンドを自らキャッチできる 通信業界は、技術的な部分も含め、海外のトレンドに大きな影響を受けています。SNSやアプリケーションなどのトレンドは海外から始まりますし、そもそもインターネットそのものが海外からやってきたものです。 国内はもちろん、海外にも目を向け、自らトレンドをキャッチしていくような情報感度の高い人も向いているでしょう。