通信業界の仕事内容、将来性、トレンドまで。志望動機の書き方も紹介【例文あり】
通信業界で働く魅力とやりがい
通信業界で働く魅力とやりがいについてご紹介します。 ■社会貢献性が高い 社会に必要不可欠な通信インフラを支える仕事であり、社会貢献性の高さが魅力と言えます。 通信インフラは、目に見えて形になるものではありません。しかし、身の回りでインターネットやスマートフォンが使われている姿を見たり、ニュースなどでインフラ基盤の整備について報道されたりすることも多く、社会を下支えしている喜びや使命感を実感できます。 多くの人に利用される通信インフラに携わり、世の中を便利にしていくやりがいを味わうことができるでしょう。 ■スケールが大きく、社会的影響力も大きい 通信インフラ関連の事業は、国の政策などと連動している部分が大きくあります。 例えば、政府が2022年に策定した「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」(後述)では、国が積極的にデジタル基盤の整備を行う方針が掲げられ、通信業界の企業と連携しながらインフラ環境の整備を進めています。 自社の事業や業界にとどまらず、国家規模のプロジェクトに携わり、日本をより良くしていくやりがいや、国と一緒に仕事する面白さを味わえる魅力があります。スケールが大きく、社会的影響力も大きな仕事と言えるでしょう。 ■BtoCのやりがいに加え、BtoBの面白さを味わえる 通信業界は、消費者に役立つ通信インフラ基盤やサービスを提供していますが、企業に向けた提案も多く手がけています。 例えば、まちづくりに携わるデベロッパーや自治体に向けて、まちの中でWi-Fiを利用できる通信環境の構築を提案したり、企業の社用携帯やブロードバンド環境などに自社の製品・サービスを提案し、全社で利用してもらったりするなどのケースが挙げられます。 BtoC(※1)のやりがいだけでなく、BtoB(※2)で資本力の大きな企業と取引し、大きな収益を挙げる醍醐味(だいごみ)や、顧客ニーズに応えていく喜びを味わえるでしょう。 ※1「Business to Customer」の略。企業がモノやサービスを個人(一般ユーザー)に提供するビジネスモデルのこと。 ※2「Business to Business」 の略。企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデルのこと。 ■職種別採用を行う企業も多く、やりたい職種に就くことが確約される 大手通信会社などの場合、職種別採用や技術職コースなどの採用を行っている企業も多くあります。これについては、エンジニアなどの技術系職種だけでなく、事業創造に携わる職種や、財務や法務などの専門性を生かす職種などの採用を行う企業もあります。 総合職採用も継続されていますが、職種別採用やコース別採用の場合は、入社後、自分が目指したい職種に就けることが確約されています。進みたい道が決まっている人にとっては、早い時期から必要な経験を積むことができるメリットがあるでしょう。