心理面で苦しむエンバペを代表同僚コナテが擁護「彼に人生はない！僕が彼の立場なら耐えられるかわからない」
フランス代表のイブラヒマ・コナテは、10月の代表活動に選出されなかった主将キリアン・エンバペについて語った。 モナコでデビューを飾り、10代の史上最高額の移籍金でパリ・サンジェルマン（PSG）に移籍して大きな活躍を残してきたエンバペ。若くから多くのスポットライトを浴びてきた同選手は、フランス代表としても2018年ワールドカップ制覇に貢献し、ウーゴ・ロリスが引退後に主将に就任するなど多くのプレッシャーを背負っている。 そんなエンバペは今夏、念願のレアル・マドリー移籍を実現。加入当初から公式戦7ゴールを記録するまずまずのスタートを切った同選手だが、負傷も影響してか10月の代表活動では選外に。さらに、先日にはディディエ・デシャン監督が9月の代表戦で同選手が精神的に100％のコンディションではなかったことを明かしていた。 そんなエンバペについてコナテはプレスカンファレンスで「時々、彼の立場になって考えてみて、もし僕の周りにこれだけの過剰なものがあれば、僕自身が耐えられるかわからない」と話し、以下に続けた。 「それでも彼は耐えているし、耐え続けている。おそらく心理的に壊れてしまったのかもしれない。僕にはわからないけど、彼と話し合ってみたいね。でも、彼の立場になって考えてみるべきだ。彼を取り巻くすべては…、彼には人生がない！ 間違いなく彼にとって困難なはずだ」 また、コナテはチャンピオンズリーグのリール対レアル・マドリーで相手サポーターがエンバペに対してブーイングしたことにも驚いたと明かした。 「リールで彼がどうしてブーイングを受けたのかわからない。僕がトゥールーズと対戦した時、僕は素晴らしい歓迎を受けた。リヴァプールの選手たちは僕がキャリアの中でトゥールーズでプレーしたと思ったほどだ。彼はそれを乗り越えたと思うけど、母国でそのようなことを受けるのは簡単なことではないはずだ。とてもおかしなことだ」
