「ドラゴンズとは交渉の中で誠意も感じています」 中日・木下拓哉、国内FA権の行使めぐり胸中
中日・木下拓哉捕手(32)が11日、ナゴヤ球場で報道陣の取材に対応した。今年4月に取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使について、胸中を明かした。 ◆木下拓哉のタッチをかわすオコエ 生還が認められる【写真複数】 木下は「ドラゴンズとは交渉の話し合いの中で誠意も感じています。ただせっかく得た権利。他球団からの評価を聞ける最初で最後のチャンスだと思うので、行使することを決めました」と話した。 行使するにあたって、井上監督にも報告したといい、「井上監督からは『後悔のない選択をしろよ』と声をかけてもらいました」と明かした。 木下は、高知高、法大、トヨタ自動車を経て2016年ドラフト3位で中日に入団。2020年から正捕手の座をつかみ、2020年、21年は最優秀バッテリー賞を受賞した。今季は74試合の出場で打率2割2分8厘、3本塁打、9打点。今季の推定年俸は6800万円。
中日スポーツ