「LINE」のトークルームから「PayPay」の「送る・受け取る」機能の利用が可能に
LINEヤフーと、スマートフォン決済事業のPayPay(ペイペイ)は、コミュニケーションアプリ「LINE」で、「トークルーム」を起点にキャッシュレス決済サービス「PayPay」の「送る・受け取る」機能への導線をつくって利用が可能になったと10月15日に発表した。トークルームの「+」メニューから、「友だち」に手数料無料で「PayPay残高」や指定した金額の支払いのリクエストを送ることができる。
PayPay残高を送りたい友だちとのトークを選択し、メッセージ入力横の「+」メニューから「送る・受け取る」を選ぶ。次に「送るリンクを作成」から「PayPayアプリ」に遷移し、送りたい金額を入力して「次へ」を選び、PayPayアプリで「LINEでリンクを送る」を選択。リンクを「シェア」して「PayPay残高」を送るリンクを送信する。グループトークで利用する場合はメンバーに対して同じ金額の請求のみ対応可能。
トークルームから支払いをリクエストをすることもできる。トークルームで2014年12月から提供してきた「LINE Pay」の送金・送付機能は10月22日午前10時に終了することから、PayPayと連携してPayPay残高の「送る・受け取る」機能への導線をトークルームで提供する。LINEとPayPayのID連携や、アカウント情報の受け渡しの必要はなく、PayPayアカウントがあればスピーディなお金のやりとりができる。