【バレー】大阪BvsSTINGS愛知首位攻防戦は1勝1敗に。東レ静岡は7連敗 SV男子
バレーボール大同生命SV.LEAGUE男子は17日、第6節GAME2のがAsueアリーナ大阪など4会場で行われた。
現状の1位、2位の対戦となった大阪BvsSTINGS愛知はGAME1は7531人、GAME2は7631人といずれもAsueアリーナ大阪の会場において国際試合を含めて史上最多の観客動員数だった。 GAME1は各セット接戦ながら3-0で大阪Bが制し迎えたGAME2も各セット終盤まで競り合いが続き見ごたえのある試合となった。 第1セットはジェスキーのアタックミスで逆転したSTINGS愛知が宮浦のサービスエースでセットポイントを迎える。一方大阪Bもエバデダンのブロックなどで追いすがるが最後は宮浦のアタックが決まりSTINGS愛知が先取した。 第2セットは20-20からリリーフサーバー富田のサーブからデファルコのアタックをロペスがブロックで止めた大阪Bがリードを守り切り取った。STINGS愛知はトランジションのチャンスの場面で関田、ルカレッリがダブルコンタクトを取られたことが響き追いつけなかった。 第3セットは24-20と大阪Bがセットポイントを握ったがルカレッリのサーブのローテーションでサービスエースを含めた連続得点でデュースに。26-25でルカレッリのアタックに対してブロックタッチのチャレンジをするシーンでは判定に時間がかかったがわずかに指に触れチャレンジが成功。これを含めサイドアウトの応酬が続いた。最後はロペスの強烈なサーブを小川がファインレセプションをしたが、ルカレッリのアタックがミスとなり大阪Bが31-29で連続でセットを奪った。 第4セットは19-19でアタックを打った後にルカレッリが肩を抑えてメンバー交代をするアクシデントがあったが代わって入った藤原がサーブで相手を崩してブロック、相手のスパイクミスを誘いでリードを広げる。西田が左手のみのブロックでデファルコを止めるシーンもあったが追いつけず2-2でフルセットとなった。 迎えた第5セットは序盤デファルコへのセットが低くなったところを見逃さず西田がブロックを決め序盤大阪Bがリードをするもデファルコがサービスエースを取り逆転するなどシーソーゲームが続いた。途中大阪Bが富田、STINGS愛知がレシーバーにキャプテン高橋を起用し守備を強化するなどのシーンもあった。 11-11でこの試合初登場となった仲本のサーブで大阪Bが山内のブロック、トランジションからの西田のアタックで連続得点をし14-12とマッチポイントを握った。 ここでSTINGS愛知は村山が西田のアタックをブロックし、ロペスのアタックミスなど3連続ブレイクでマッチポイントを握り返す。最後は宮浦のサーブで相手を崩しトランジションから宮浦がアタックを決めSTINGS愛知が勝利し第6節は1勝1敗となった。 両チームともサーブが良く、大阪B9得点、STINGS愛知8得点だった。日本代表のリベロ山本、小川が崩されるシーンも多くあった。 東京GBはGAME1で3-1で今シーズンのホームゲーム初勝利し年内最後のホームゲームとなったGAME2ではストレート勝ちで貯金を2とした。試合後の挨拶で古賀主将は「この貯金を保って年明けのホームゲームを迎える」と意気込みを述べた。 サントリーは広島THに、WD名古屋は東レ静岡に2連勝となった。サントリー髙橋(藍)はGAME1途中出場、GAME2はスターターとして起用されている。東レ静岡は7連敗、来週は試合がなく再来週に連敗が始まったヴォレアスとの対戦となる。