中央学院の相馬幸樹監督＝前田梨里子撮影

　第96回選抜高校野球大会は28日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で準々決勝があり、中央学院（千葉）が5―2で青森山田に逆転勝ちし、春夏通じて初の4強入りを果たした。 【熱戦を写真で】青森山田－中央学院（準々決勝） 　試合後の中央学院・相馬幸樹監督の主な談話は以下の通り。 　◇中央学院・相馬幸樹監督 　（先発の蔵並は）フォークが武器だが、それの対になる球（直球）が良かった。きのう（終盤に1点差まで追い上げられた宇治山田商戦）の経験が生きていた。しっかり粘ってくれた。 　（蔵並の起用は）彼のポテンシャルに賭けてましたので、よくやってくれた。終盤まで集中して投げきったことが、彼の次の成長につながる。 　（ここまで登板がなかった理由は）やぐらを見た時にここで当てようと思っていたので、ここまでは我慢という感じ。（状態は）良くなってきたので使いたかったんですけど、我慢していました。ここがターニングポイントになるかなと思っていた。 　（エースを温存するのは勇気がいると思うが）そこしか取りえがないので。勇気しかないので。腹はずっと決まっていました。決めたら絶対と思っていたので、誰に何を言われようとそうしようと思っていた。 　（捕手の）飯山はかなりクレバーで、イニング間でしゃべっていたが、彼の成長が今の結果になっている。ちゃんと状況を見据えてコミュニケーションが取れている。素晴らしい捕手だと思う。 　（3安打4打点の青木は）最高だっぺって感じ、千葉弁でいうと。素晴らしかったです。