クラウドストライク、利益見通しが予想に届かず－時間外で株価下落
（ブルームバーグ）： 米サイバーセキュリティー会社クラウドストライク・ホールディングスが26日に発表した８－10月（第３四半期）決算では、2024年11月－25年１月の利益見通しが市場予想に届かなかった。７月の世界的なシステム障害から持ち直している兆候を確認したいと考えていた投資家の失望を誘い、時間外取引で同社の株価は下落した。
11月－１月の調整後１株当たり利益見通しは84－86セントと、市場予想の87セントを下回った。
発表を受けて、引け後の時間外取引でクラウドストライク株は約1.5％下落。
今回は、欠陥のある更新ソフトを一斉配信したことで世界各地で大規模なシステム障害を引き起こして以来、２度目の決算発表となる。クラウドストライクが３カ月前に発表した５－７月決算では、売上高が市場予想を上回り、世界的なＩＴ（情報技術）障害が同社の財務に著しい影響を及ぼすことはない兆しだと投資家は受け止めていた。
８－10月の売上高は10億1000万ドル（約1550億円）。市場予想を上回り、今回の決算で明るい材料を提供した。
原題：CrowdStrike Falls After Disappointing Earnings Outlook (1)（抜粋）
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Lynn Doan
