【SSPW】スーパー・タイガー、村上和成との一戦は「狂気VS狂気、王座戦へ振り向かせる」
初代タイガーマスク・佐山サトル率いるストロングスタイルプロレス(SSPW)は11月5日に「Vol.31」新宿大会(東京・新宿FACE)を開催する。関本大介とタッグを結成し、レジェンド王者・村上和成&ダーク・ウルフと戦うのが格闘猛虎スーパー・タイガー。カード発表会見をボイコットし、SSPW事務所を襲撃した村上に対し、「しっかり示してやりたい」「リングで見せます」と実力行使を宣言する。以下、SSPWが公開したスーパー・タイガーのインタビュー(一部抜粋)。 -前回9・26後楽園大会では新日本プロレスの永田裕志選手と初タッグを結成。間下隼人&関根“シュレック”秀樹組を撃破しました 「永田さんはちょうど自分が格闘技のプロとして活動を始めた2000年代初期にミスターIWGPとして活躍されていて。それが時を経て自分もプロレスラーとなり、タッグを組ませていただき、『長く続けているといいことあるんだな』と思える試合でした」 -スーパー(タイガー)選手はプロレスと格闘技、どちらも色濃いキャリアを積んでいますね 「佐山先生はもちろんですが、目黒ジムでは沢村忠先生に真空飛び膝蹴りを直接教えて頂いたり、一切ニセモノは通ってきてないつもりです。かつて憧れた鈴木(みのる)さんや船木(誠勝)さんとタッグを組んだり対戦したり、自分の夢はかないましたが、そういった夢を自分がみなさんに見せていきたいし、僕自身がまだ夢を追っている途中です」 -11・5新宿では関本大介選手と組み、村上和成&ダーク・ウルフと戦います 「(村上選手とは)今回のタッグで終わるつもりはありません。『自分が佐山先生の一番弟子だ』と言っていますが、歴代の弟子の中で一番長くついているのは僕ですし、どうぞご勝手にという感じです。ただ会見に出ないでフザけたことを言ったり、うちのリングで好き勝手をやるんだったらしっかり示してやりたい気持ちがあります」 -スーパー選手はプロレスでもさまざまな人たちとの縁があり導かれている 「全日本プロレスさんに参戦していた時期にも野村直矢、青柳優馬、ジェイク・リーなどの選手と一緒に練習をしました。そういった経験や経緯も自身の成長につながりました」 -それが「まだまだこれからが全盛期」という発言につながってくるのですね 「藤田(和之)さんとやり合った後で『この先何があるのかな』と思った時、プロレス界で藤田さんにはない狂気を持った選手と言えば村上和成だなと。そもそも村上選手とは10何年前に最初やるはずだったのが、そこから試合が2回流れたので、今回が三度目の正直でタイトル戦を必ず実現させます!」 -村上選手はスーパー選手の後輩である間下選手から6月にレジェンド王座を奪い、9月には船木選手を相手に初防衛しています 「前回の試合は船木さんが村上選手のよさを消すほど凌駕していましたが、最後は村上選手が勝つところがプロフェッショナルレスリングの奥深さというか。今回、向こうは口が立つので『(試合に)出る、出ない』とか『自分が佐山サトルの一番弟子だ』とか言っていて、インサイドワークがうまい。口で何か言うより身を持って示せばいいので、リングで見せます。ただ僕が(佐山門下に)入る前、UFO(世界格闘技連盟)での大変だった話やいろんな苦労も聞いているのでリスペクトはあります」 -実際に手を合わせて村上選手の印象は 「佐山先生や猪木会長が言われていた『プロレスというのは街のけんかなんだ』を体現していて、向かい合った瞬間に相手が怯むような狂気、そういう怖さがある選手です。昔のプロレスラーが持っていたそうしたもの、覇気を持っている選手だと思います」 -殺気を持っている 「他のプロレスラーが『やりたくない』って言うような怖さを持っている選手で、藤田選手もそうですし、船木選手もそうですよね。この2人と村上選手に対しては僕も自分自身のそういう部分を出せるので、よさを出せると思います」 -スーパー選手としては12月のレジェンド王座挑戦に持っていきたい 「猪木会長と佐山先生が言われる“怖いプロレス”、にらみ合うだけで一瞬にして空気を生み出すような試合を見せます。11月しっかり勝って、12月のタイトル戦に否が応にも振り向かせます。僕が船木戦や藤田戦で出せてきた狂気を発揮して、唸らせるような戦いをするので(ファンには)そこを見てほしいです」