フォルクスワーゲンが改良型「ゴルフ/ゴルフヴァリアント」を正式発表 2025年1月にデリバリー開始
フォルクスワーゲン ジャパンは2024年7月3日、マイナーチェンジした「ゴルフ」および「ゴルフヴァリアント」の予約注文を同年9月に開始すると発表した。デリバリーは2025年1月に始まる見込み。 【写真】光るVWエンブレムのほか、改良型ゴルフの特徴的な外装・内装を写真で見る(9枚) ゴルフ/ゴルフヴァリアントの改良型においては、内外装のブラッシュアップとインフォテインメントシステムの強化が大きなトピックだ。 日本向けのモデルとしては初めて、イルミネーション付きの「VW」フロントエンブレムを装着。「MIB4」と呼ばれる最新のインフォテインメントシステムでは、ドライバー側に向けて角度がつけられた12.9インチ大型タッチディスプレイが採用され、そのディスプレイ下部には、エアコン温度設定や音量設定用のバックライト付きタッチスライダーバーが配置される。 メニュー構造も大型画面を生かすように改良。画面の上下には使用頻度の高い機能へのショートカットやエアコンの設定状況が常時表示されるなど、ホーム画面での情報の一覧性が向上した。演算処理能力のアップにより、地図スクロールなどのレスポンスが向上したのもセリングポイントのひとつだ。 MIB4ではIDA(アイダ)ボイスアシスタントと呼ばれる音声操作の機能が搭載されており、インフォテインメントやエアコンなど多くの車両機能がコントロール可能となっている。 パワートレインは出力の異なる(116PSまたは150PS)1.5リッターeTSI 48Vマイルドハイブリッドシステムと、2リッターのTDIクリーンディーゼルに加え、スポーティーモデル「GTI」用として2リッターTSIエンジンをラインナップ。2リッターTSIについては、最高出力が245PSから265PSへと高められている。 これまで「アクティブ」グレードには排気量1リッターのeTSI直列3気筒エンジン(最高出力110PS、最大トルク200N・m)が、「スタイル」および「Rライン」には1.5リッターeTSI直列4気筒エンジン(同150PS、同250N・m)が搭載されていたが、最新型では1.5リッターに統一されたかたちだ。 日本市場におけるラインナップは以下のとおり。価格については調整中とのこと。 【ゴルフ】 ・eTSIアクティブベーシック:1.5リッターeTSI(116PS)/7段DSG/FWD ・eTSIアクティブ:1.5リッターeTSI(116PS)/7段DSG/FWD ・eTSIスタイル:1.5リッターeTSI(150PS)/7段DSG/FWD ・eTSI Rライン:1.5リッターeTSI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDIアクティブベーシック:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDIアクティブアドバンス:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDIスタイル:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDI Rライン:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・GTI:2リッターTSI(265PS)/7段DSG/FWD 【ゴルフヴァリアント】 ・eTSIアクティブベーシック:1.5リッターeTSI(116PS)/7段DSG/FWD ・eTSIアクティブ:1.5リッターeTSI(116PS)/7段DSG/FWD ・eTSIスタイル:1.5リッターeTSI(150PS)/7段DSG/FWD ・eTSI Rライン:1.5リッターeTSI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDIアクティブベーシック:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDIアクティブアドバンス:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDIスタイル:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD ・TDI Rライン:2リッターTDI(150PS)/7段DSG/FWD (webCG)
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