【BCフィリー&メアT】「危険な人気馬」7歳馬ウォーライクゴッデスは年齢の壁に挑むことに…
ウォーライクゴッデス(牝7、W・モット)は危険な人気馬だ-。日本のラヴズオンリーユーが勝った3年前、デルマー開催のフィリー&メアターフ3着馬。一昨年は牡馬相手にBCターフ3着、昨年もBCターフに挑戦(7着)したが、今年はフィリー&メアターフに参戦してきた。牝馬同士なら実績は断然だが…。 管理するのは名伯楽ビル(ウィリアム)・モット調教師。主催者想定のモーニングラインで1番人気だったことについて、「クールだね。欧州調教馬が1番人気になるかも、と思っていた」とリラックスした様子で話している。 気になるのは、やはり年齢だ。前走のジョーハーシュターフクラシックは2着に敗れ、3連覇を逃している。3歳秋の遅いデビューだったとはいえ、もう7歳の秋。そろそろ力の衰えが出てくる頃かもしれない。99年に始まったBCフィリー&メアターフは、年齢別に見ると、3歳が7勝、4歳が11勝、5歳が5勝、6歳が1勝。7歳以上の勝利はない。G1・3勝を含む重賞10勝の古豪牝馬は年齢の壁に挑むことになる。