『光る君へ』次回予告。道長と彰子の間に距離が。「ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ!」と藤壺で言い放つききょう。そして妍子は夫の子・敦明親王に「好・き」と言い寄り…
◆『光る君へ』次回予告 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第40回の「君を置きて」が10月20日に放送。 次回の『光る君へ』あらすじ。悲しみに暮れる彰子を慰めるため、まひろは和歌の会を催す。そこに招かれてもいないあの人が現れて…<ネタバレあり> その最後に流れた第41回「揺らぎ」の予告が話題になっています。 *以下、第40回の「君を置きて」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「君を置きて」あらすじ まひろ(吉高由里子さん)の書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇(塩野瑛久さん)が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。 中宮・彰子(見上愛さん)の前では、気丈に振る舞う天皇だったが、道長(柄本佑さん)の元に、占いによる不吉な予兆が報告されたことで、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。 まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長がやってくる。そこで彰子は道長に対して感情を露わにして…
◆次週予告 *以下、本編直後に流れた次週予告 「朕の関白となってもらいたい」との三条天皇(木村達成さん)の声。 まひろを見つめながら「お前との約束を果たすためだ」と語る道長。 手に取った花を見つめる彰子の背景に、「父上の意のままになりとうはない」との声が流れる。 「あなたが殺したのよ!」と詰め寄る、道長のもうひとりの妻・源明子。
◆ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ! 「ご無礼つかまつります」と勢いよく立ち上がる敦康親王。 「親王様!」と制止しようとする行成。 そのやりとりを前にまひろが驚いた表情を見せる。 場面が変わり、清少納言ことききょうが藤壺の女房達の間を進む。 その手には供え物。 声を荒げ「ここは、私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ!」と周囲に言い放つききょう。
◆「好・き」 「好・き」と、夫・三条天皇の第一皇子・敦明親王に言い寄る妍子 (きよこ)。 場面が変わり、武装した一軍に加わって歩く双寿丸。 その道すがら、賢子がいることに気づく。 背景に「姫さまってツラでもないよな」という声。そして「私は怒ることが嫌いなの」と話す賢子。 微笑みをたずさえたまひろは「仲間を…おもちになったらいかがでございましょう?」と誰かに語り掛け――。 ーーー 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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