部下への不適切な言動 男性警視を処分【愛媛】
県警本部に所属する男性警視が、部下に対して業務上の指導をする際に、不適切な言動をしたとして、県警は今月7日付で、男性警視を本部長注意の処分としました。 県警監察官室や関係者によりますと、男性警視は交通部の所属で、部下に対する不適切な言動は、今年7月ごろから9月ごろまでにかけて複数回行われていて、男性警視は聞き取りに対し「大変申し訳なかった」などと話しているということです。 県警では、部下に対するプライバシー保護の観点から、不適切な言動の詳細などについて一切明らかにしていません。 また県警では8月下旬に、今治警察署に勤務する女性警部補が警察手帳を一時的に紛失していたとして、今月7日付で所属長訓戒の処分としました。 女性警部補は午後1時半ごろに署外に出たあと、およそ45分後に警察手帳をなくしたことに気づいたということです。 紛失した警察手帳は、午後3時半ごろに拾得物として警察署に届けられました。 県警の内規では、警察手帳を制服に結び付けることが定められていましたが、女性警部補は「車に乗ってから衣服に結び付けようと思っていたが失念していて申し訳ない」などと話しているということです。 県警では紛失された警察手帳が悪用された可能性は低いとみています。