「戦地でケガをした…」小松市70代女性 女性医師名乗る人物に約1900万円だましとられる
小松市に住む70代の女性がSNSで知り合った女性医師を名乗る人物におよそ1900万円をだまし取られたことがわかりました。 警察によりますと小松市に住む70代の女性は今年7月ごろからSNSで女性医師を名乗る人物と知り合いメッセージで連絡をとっていたところ、その人物から「戦地でケガをしたので日本に帰りたい。自分の口座から出金できないので代わりに日本への渡航費を振り込んでほしい」などと依頼されたということです。女性はその言葉を信じ、先月9日から今月8日までの間に渡航費や通院費などの名目で13回にわたって現金およそ1900万円を指定口座に振り込んだり現金入りの荷物を指定された住所に送ったりしたということです。その後、女性がさらに金を工面しようと親族や銀行に金を借りようとしたことで親族が詐欺だと気づき被害が発覚しました。女性は医師を名乗る人物から「お母さん」と呼ばれその人物を娘のように思い親近感を覚えてしまったということです。県警は知らないアカウントや会ったことのない相手の話は信じないことなどを呼びかけています。
石川テレビ