魅力度最下位“常連”イバラキの底力 外国人も夢中 行列できる“パンの街”とは?
魅力度ランキング最下位を脱出した茨城県。でも周りの県からは「わざわざ行ってみたくなるスポットがない…」との声。でも茨城県には県外からお客さんを呼ぶ超人気行列グルメ店の数々や、世界を魅了する絶景スポットもあるんです。“シン・茨城の魅力”を追跡します。 【画像】魅力度“最下位常連”でも…実は茨城がスゴい! 行列“新・茨城グルメの王様”って?
■行列グルメ 絶景 実は茨城がスゴい
そもそも茨城県は、どういったイメージを持たれているのか聞いてみました。 千葉県民(30代) 「あんまり詳しくないけど、ちょっと田舎」 埼玉県民 「鎌倉は行きたい、となる。茨城に行こうって話にはならない」 千葉県民(60代) 「オシャレ感がない。『八ケ岳に行った』みたいなほうがオシャレっぽい」 わざわざ行ってみたくなるスポットがない…という声が少なくない様子。それに対し、茨城県民のお父さんは猛反論。 茨城県民(80代) 「茨城には何もねぇなんていうけど、とんでもない話。魅力がなかったら300万も人口来めーよ。県民人口300万ってモンゴルと同じだよ(※モンゴル人口約350万)。あんだけ広くて。うん、モンゴル!」 では、茨城の自慢は何ですか? 茨城県民(80代) 「水戸黄門さんだっぺ。水戸黄門だねぇーの」 水戸市民の女性は、魅力はあるのにアピール不足と分析。 茨城県民 「奥ゆかしいところが、茨城県あまりアピールできていない。良いところいっぱいあります」 「これもすごい給水塔で。クラシックで。給水塔マニアにはたまらないと思います」
■No.1のシン・いばらきご当地グルメ
そんななか今月、茨城の魅力を発信するため開催されたのが、県内全44市町村の新しいご当地グルメが一堂に介したイベント「シン・茨城メシ総選挙」。 競合を破りナンバーワンに選ばれたのが…。 茨城県民(60代) 「(Q.いくつ購入?)4個。なんせ新しいモノ好きなので。みなさんよりちょっとでも早く食べてみたいなって」 ナンバーワンに選ばれた注目の新ご当地グルメとは。 シン・茨城あげそば 開発担当者 大澤真理子さん 「こちらシン・茨城あげそばです」 桝田沙也香アナウンサー 「かわいい」 見事グランプリに輝いた、シン・茨城あげそば。油でカリっと揚げた茨城の名産「常陸秋そば」に、キクラゲや茨城県産の野菜をのせて、醤油ベースの熱々のあんを注ぎます。 たくあんやオクラ、梅で彩り、シャキカリ食感をプラス。最後にレンコンチップスを乗せれば完成。これまでにない食感にこだわっているといいます。 常陸秋そばの香ばしい香りがあって、食感がなんといっても楽しいです。おそばのカリッパリッという感じに、お野菜がとにかくシャキシャキ。 大澤さん 「揚げそばだとちょっと重たいって思われるかなと。大根おろしを入れて、おろしあんにすることで女性でも食べやすい味に」 そして、五霞町の名前にちなみ、5種類の味変調味料もおすすめ。 豆乳とすりごま、ラー油を混ぜれば、ゴマ担々風に味変。果たしてお味は? 桝田アナ 「全然違いますね。先ほどはしょうゆベースに鶏ガラで和を感じていた。中華になりました。おいしい」 大澤さん 「何度も何度も食べに来ていただきたい。私たちの思いがあります」 一方、県民で知らない人はいない、みんなから愛されるソウルフードもあります。