シトロエン初の自社製キャンピングカー「シトロエン ホリデーズ」登場!
シトロエンは初の自社製キャンピングカー「シトロエン ホリデーズ」をCMT(アウトドア旅行フェスティバル)にを持ち込んだ。スペースツアラーをベースとしたクラシックなバンレイアウトだが、いくつかのサプライズも用意されている。
シトロエンはシュトゥットガルトで開催されたキャラバンサロンにキャンピングカーを出展した。そこで展示された「タイプ ホリデーズ」は、今年のCMT(アウトドア旅行フェスティバル)で展示されたモデルと同じインテリアデザインだが、エクステリアデザインが際立っている。
「タイプ ホリデーズ」は、イタリアのデザイン会社カゼラーニによる波板ルックのレトロキットを装備しており、歴史的な「シトロエン タイプHバン(1948年から1981年まで)」を彷彿とさせ、小型のスパセツアラーを人目を引く存在にしている。フランスのカゼラーニ社は、シュトゥットガルトでこのバンの現代版を初公開した。 ポップアップルーフのおかげで、シトロエン ホリデーズの高さは2メートル未満に抑えられているため、ほとんどの地下駐車場を利用することが可能だ。
シトロエン ホリデーズ、日常使いに最適なコンパクトサイズ
全長わずか4.98メートルの「スペースツアラー」は、何よりも日常使用に適している!キャンパーにとって、これが小型バンを支持する主な理由だ。キャンピングカーは家庭で唯一の乗り物であることが多い。「シトロエン ホリデーズ」は高さも2メートル以下なので、ほとんどの地下駐車場に収まり、フェリー代も節約できる。
ホリデーには、キャンピングカーの中で快適に立つことができるよう、ポップアップルーフが装備されている。新型スパセツアラーには、乗用車的な雰囲気があり、オプションのアシスタンスシステムが多数装備されているため、日常使いできるのも特徴である。
スロベニアのプロフェッショナルによるスペースツアラー改造
シトロエンは、インテリアにもスペシャリストの協力を要請している。ホリデーを改造するのは、パネルバンやキャンピングカーを20年近く製造してきたスロベニアのキャンピングカーメーカー、「ブラビア モービル」だ。シトロエンはレイアウトにリスクを冒さず、狭いキチネットと運転席側の車両全長にわたって広がる食器棚というクラシックなアンサンブルを選択した。
リアベンチシートは簡単にセカンドベッドに変更できる。また、2つのフロントシートは回転させることができる。取り外し可能なテーブルと合わせて、車内中央に4人掛けの広い座席を作ることができるようになっている。フロアのエアラインレールのおかげで、リアベンチシートは簡単に移動したり取り外したりできる。つまり、急なワードローブの買い物も問題ないのだ。