入院中の子どもたちに笑顔を届ける タブレットで動物園体験!【長野・安曇野市】
病院の一室に現れたのはライオンやペンギン。タブレット端末を使った「AR動物園」で、入院中の子どもたちが動物との触れあいを楽しみました。 「すごい、でかいよ~」 部屋の中に現れた大きなライオンやホッキョクグマ…動物たちがいるのは病院の一室です。 5日、安曇野市の県立こども病院で開かれた病院祭。その一角で動物と触れあう疑似体験ができる「AR動物園」が開かれました。 「これはお母さんライオンだよ」 「あそこペンギンいないね」 「ここにいるね」 タブレット端末をかざすと周囲の風景に動物たちが写し出されます。 (いま何が見えてる?) 「ライオン」 (どうライオン?) 「かっこいい」 入院中の子どもたちやその家族に、外出気分を味わってもらいたいと病院が初めて企画しました。 ■県立こども病院医療情報管理課・山崎紀江さん 「入院しているお子さんだと、動物園に行きたくてもなかなか治療とか体の調子で行けない可能性もあるので。子どもたちにお楽しみを何かしてもらいたいなというので」 ■長野市から 「気分転換になるしいい。なかなかない体験ができるので」 この「AR動物園」は北海道の旭山動物園が監修しています。 あまりのリアルさに… 「ママ、怖いよ…」 ■喬木村から 「思ったよりリアルだったので、こっちもびっくりしました」 動物との記念撮影も。 およそ30人の子どもたちが家族とつかの間の外出気分を満喫しました。