夏休み中に挑戦したいことを話す1年生（19日午前9時ごろ、琴芝小で）

　宇部市内の全小・中学校で19日、一斉に1学期の終業式が行われた。子どもたちは楽しかった学校生活を振り返り、待ちに待った夏休みの到来に心を躍らせていた。 　 　琴芝小（松坂等校長、282人）では、体育館で午前8時半に開式。松坂校長は、児童が明るくあいさつしたり、授業で勉強を頑張ったりする姿を褒め「休み中もしっかりと目標を立てて、自分で考え行動してほしい。新学期、元気に会いましょう」と呼び掛けた。 　 　式後は各クラスへ戻り、ほうきを手に隅々まで大掃除。今学期最後のホームルームでは、担任の先生が夏休み中について「事故やけがなく安全に過ごし、おうちのお手伝い、普段はできない学習、体験に挑戦してほしい」などと伝えた。 　 　赤木奏斗君（1年）は「剣道の試合があるので、優勝できるよう稽古に励む」、古野理世奈さん（同）は「運動会では徒競走を頑張った。来月はおばあちゃんの家に行って一緒に焼き肉を食べたい」と声を弾ませた。 　 　公立小・中の2学期の始業式は8月26日。慶進中は28日、宇部フロンティア大付属中は29日。