「プリキュア戦士のような選手になりたい!」 スレンダーボディと輝くステージングで魅せた25歳がコンテスト入賞!
「目指すは日本一!プリキュア戦士のような選手になりたいです!」 目をキラキラ輝かせて語るのは加納七菜(かのう・なな/25)さん。ベストボディ・ジャパン2024大阪大会(7/7開催)のガールズクラス(18~29歳)で4位入賞した。 【写真】加納七菜さんの脚長・スレンダーボディ&ビキニ写真
「『何を言っているんだ』と思われるかもしれないですが、私にとってプリキュアは、小さいころからキラキラ輝いていて、可愛いくもあり、自分の意志を貫く姿がカッコ良く感じる存在でした。普段は普通の女の子なのに、変身をすると自分の個性に合わせた技を発揮し、輝きを発するのです。ベストボディ・ジャパンもそんな部分が似ていると感じています。私は競技用のウェアを着ると、自分に自信がみなぎり、勇気が湧いてきます」 「身体を動かすことが好きで、3年間ただなんとなくジムに行って筋トレをしていました」という加納さん。「目標を持ってトレーニングをしたい」と思ったときにYouTubeでベストボディ・ジャパンのことを知ったそうだ。 「舞台上の選手達は眩しいくらいにキラキラと輝いていて、一瞬で見惚れてしまいました。そして『私もこの舞台に立ちたい!』という気持ちが生まれ、出場を決めました。丁度その時期に失恋したことも、やる気の着火剤になりました」 今年の奈良大会では準グランプリ、今回も4位入賞したが、苦労したのはポージングだったそうだ。 「動画で見るのと自分で実際にしてみるのは全然違いました。頭のてっぺんから足の指先まで意識をした動きが必要でした。指先の動きに集中すると顔の表情が険しくなってしまっていたり、手に力が入ってキューピーちゃんになっていたり、改善する点が多かったです。家やスタジオを借りて何度も自主練をしました」 「レッスンで稗田先生に『成長したね』と言っていただいたときには涙が溢れました」 練習を積んで臨んだ今大会のことを加納さんは振り返る。 「大会では注意する所は上手くできたと思います。ただ緊張から足の震えが止まりませんでした。大切なポーズの場面でもふらついてしまうことがあり、悔しかったです。でも今の自分の力を精一杯発揮できたことや、次の私の課題が何か分かった大会になりました」 「どの選手もみんな可愛くて、カッコよくて、眼福で、一緒に舞台に立てることが嬉しかったです」 最後にこれからの目標を聞いた。
「習い事がしんどくて辞めたい時期があった私に、諦めない大切さや希望を与えてくれたのもプリキュアでした。私も皆さんにそんな力を与えられる存在になれたらいいなと思います。まずは『舞台に立つと緊張してしまう自分』という弱い敵を倒したいです!」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁