妻に「生活費40万円じゃ足りない」と言われますが、十分ではないのですか? 正直「無駄遣い」されている気がするのですが、平均はどのくらいでしょうか?
50歳以上55歳未満の家庭では約37万円
50歳から54歳、世帯人員数3.26人の家庭における消費支出は36万7076円(うち食費8万3894円)です。 親の介護が必要となる可能性が高くなる世代でもあり、子どもの進学と親の介護の2つの出費が重なる大変な時期でもありますね。よって、各世代の中で最も消費支出が大きい世代となっており、30代で35年返済を組んだ住宅ローンであれば、その支払いもまだ続いています。 住居費約2万円を差し引き計算したとしても、月々45万円以上必要な家庭も多いと考えられるでしょう。
まとめ
月々の生活に必要な金額は、一般的に子供の成長に比例します。30代前半であれば子どもが幼児の場合が多く、住宅ローンがあったとしても月30万円程度で生活できる家庭が多そうです。 しかし、子どもが中学生以降になる場合が多いであろう40代以降になると、贅沢せずとも月々40万円以上は必要かもしれません。「そんなに使って!」と頭ごなしに怒ってしまうと、反感を買うかもしれませんね。 ただし、これらの金額には住宅ローンを10万円程度と仮定して含めています。単純に食費など流動的に生活に使う金額だけが40万円という場合には、「多い」と判断できるかもしれません。 出典 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部