畑の草刈り中「オオスズメバチ」に刺された…地中にある巨大巣の駆除に密着「巣の中に来年の女王バチがいて、守ろうと攻撃的になっている」
安全が確保できないためいったん取材班は退避! 再び、ハンターが殺虫剤を注入したあと、ここから、スコップを使用するなどして、地中に埋まっている巣を掘り出します。 「うおっ!出た」 出てきた巣の一部には、白い幼虫がびっしり。 地中にあるため、巣の一部が残らないように、ハンターがきれいに取り除いて、駆除完了です。 ただ、こういった駆除から3日ほどは「戻りバチ」に注意が必要だといいます。 依頼した男性は 「これで安心して農作業できますし、一安心です」 厚生労働省によりますと、ハチに刺されて死亡した人は過去10年間で161人。加えて秋にかけては、ハチ刺されに特に注意が必要です。 コダマサイエンス 米子営業所 河野孝 所長 「今の時期、巣の中に新女王がいる。来年の女王バチ。その女王バチを守ろうとするがために、巣全体が攻撃的になっている」 プロのスズメバチハンターであっても命がけの作業。 巣を見つけた場合は、むやみに近づかず、専門業者に駆除の相談をしてほしいということです。
山陰放送