渋谷で「青の洞窟」点灯式 TAKAHIROさん、横澤夏子さんら
渋谷公園通りや代々木公園ケヤキ並木を青色のイルミネーションで彩る「青の洞窟SHIBUYA」の点灯式が12月5日、行われた。イルミネーションは翌6日に始まる。(シブヤ経済新聞) 【写真】EXILE TAKAHIROさんと横澤夏子さん 渋谷公園通商店街振興組合、公益財団法人東京都公園協会、代々木公園サービスセンターなどで構成する実行委員会が主催する同所のイルミネーションは、日清製粉ウェルナ(千代田区)のイタリアン商品シリーズ「青の洞窟」のプロモーション企画として、2014(平成26)年に目黒川沿いで開催したのが始まり。2016(平成28)年から現在の渋谷に場所を移し点灯。累計1500万人以上が訪れているという。 イルミネーションは、公園通り沿いの樹木とケヤキ並木などのケヤキ127本に、「青の洞窟」にちなんだ青色のLED計約60万球を装飾。ケヤキ並木の一部には、ミラーマットを敷きLEDの光を反射させ洞窟のように見えるよう演出する。 毎回新しい取り組みを行う同所のイルミネーション。初開催から10周年を迎える今年は、ケヤキ並木に、光りながら映像を上映するスノードームをイメージした球体のバルーン(直径4メートル、台座高さ2メートル)も設置。連日、スノードーム型の宇宙船に乗ったサンタクロースが同所に降り立つ映像と同時にイルミネーションが点灯する。 式では、同組合川原恵理事長が「2016年の春先にお話をいただき、果たしてこんなことができるのかと思ったが、実証実験を行うなどして皆さまにご理解をいただき始めることができた」と振り返り、「まずは少しでも多くの方にお楽しみいただきたい。渋谷の街で買物や食事をしていただければなおうれしい。少しでもイベントが続くことを期待している」とあいさつ。東京都公園協会の矢岡俊樹理事長は「すっかり冬の風物詩なったと感じている」と言い、「ケヤキは春には新緑、夏には濃い緑、秋には黄葉し、冬には天に伸びる樹形が美しく色づき、年に5階変化が楽しめる」とアピール。 長谷部健渋谷区長は「いよいよ今年も点灯の日が来た」と待ちわびた様子で、区内にはシャンパンゴールドの表参道、オレンジ系の道玄坂、ピンク色の桜丘町と「イルミネーションが盛ん」と紹介しつつ、「この明かりを通して、この街にシティープライドを持ってもらえたらうれしい。たっぷり・どっぷりと多くの人に楽しんでほしい」と呼びかけた。 ゲストとして、ダンスボーカルグループEXILEのTAKAHIROさんと、お笑いタレントの横澤夏子さんも来場。司会の3秒前からのカウントダウンの後、ボタンを押すとイルミネーションが点灯。「きらびやかなお仕事はなかなか巡ってこなかった」と初の点灯式となった横澤さんは「テンションが上がりますね。地面に青が映ってまさに洞窟」と目を輝かせた。TAKAHIROさんは「本当にこんなに青一色のイルミネーションってなかなか類を見ない、特別な感じがする。幼少期にイルミネーションを見て、サンタを待って夢見ていたころを思い出すが、年を重ねてもイルミネーションに胸がキュンキュンする感じは一緒なんだな」と笑顔を見せた。 思い出に残っているクリスマスとして、横澤さんは「昨年、子どもの食べたいものを作ってあげようと思って聞いたら、納豆ご飯だった。ちょっとクリスマスチックにしたかったので納豆パスタにして、のりをツリーに切って食べた」というエピソードを披露。TAKAHIROさんは「かわいい」と笑顔を見せつつ、「僕は幼少期のクリスマスイブ、サンタがやってくることを楽しみにしすぎてなかなか寝付けなかった。寝なきゃと思って目をつぶっていたら気配を感じて、ちょっと薄目で見たらリーゼントだった。ちょうど父がリーゼントで、たまたま同じような髪形をしていて、一つ大人になった」と言う。 TAKAHIROさんは、「ここに来れば間違いなく(愛が)深まる。情熱の愛を感じていただけると思う」と来場を呼びかけ、横澤さんも「本当に洞窟の中に入ったかのような、冒険みたいなワクワクした気持ちも味わえると思う」と続けた。 点灯時間は17時~22時。雨天など諸般の事情で点灯時間などが変更になる可能性有り。点灯期間は今月6日~25日まで。
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