12日の韓国戦に向けて、気合を入れた古賀。写真：梅月智史（THE DIGEST写真部）

　バレーボールネーションズリーグ（VNL）の女子予選ラウンド第３週が６月11日、西日本総合展示場（福岡・北九州市）で開幕。日本は12日の韓国との初戦を前に同会場で公開練習を行なった。 【PHOTO】バレーボールネーションズリーグ福岡ラウンドに向け 女子日本代表が公式練習を公開！ 　６月11日時点で、世界ランキング６位の日本が同38位の韓国といきなり激突。今大会では、下位国に敗戦するとポイントが大幅に減点されるだけに、絶対に負けられない戦いとなる。主将の古賀紗理那は、パリ五輪への切符を懸けた大一番に向けて「あと４戦で出場権を獲れるか獲れないかが決まるので、まずは明日最大集中してプレーしたい」と意気込みを述べた。 　 　ここまで日本は６勝２敗。良い状態で勝ち進んでいるものの、古賀は「ポイントをとらないといけないので、プレッシャーはもちろんある」と語る。「常に緊張感をもって練習もしていますし、コンディショニングを整えて、まずは明日ピークを持っていけるように準備したい」と韓国戦への強い想いを再び口にした。 　８試合を終えて161得点を稼ぎ、大会得点ランキングでは２位につける古賀を眞鍋政義監督も「１番調子良いんじゃないですか？」と絶賛する。その賛辞に対し、エースは「私のポジションはハイボールを打つ本数が多く、そこで得点をとるというのが自分のフォーカスしているところなので、今週もしっかりハイボールを決めきりたいと思う」と力を込めた。 取材・文●大田更紗（THE DIGEST編集部）