地植えで楽しむ「ほったらかしガーデニング」手間いらずでナチュラル&オシャレな多年草8選
冬を越して、ようやく芽吹きの季節がやってきました。植物の開花が次々に始まる季節は、もうまもなくです。 【写真8枚】赤と白のコントラストがオシャレな「チェリーセージ」、カラーリーフが大人シックな「アジュガ」など、写真で見る 植物の開花と同時に、水やりや施肥など、やるべき作業が徐々に増えてきますが、地植えにすることで植物の育ちが良くなり、世話の手間が軽減することもあります。 そこで今回は、地植えで育てやすい、手間いらずでオシャレな多年草を参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
植物のナチュラル感が楽しめる「地植え」のメリット・デメリットとは?
●地植えのメリット 地植えとは、庭や花壇の土に直接植物を植えることです。植え付ける場所によっては、あらかじめ土を入れ替えるなどして、土壌を改良しておくと安心です。 地植えは、地面に植物を直接植えるため、野山に咲く草花のように、植物本来の自然な魅力が楽しみやすいのがメリットです。根を伸ばしやすいので植物も育ちやすく、植物の美しさも際立ちます。 また、頻繁な水やりの必要もなくなり、降雨まかせで植物を育てることができます。多年草であれば、必要最小限の世話で翌年開花が楽しめるのは嬉しいですね。 ●地植えのデメリット 植物の性質によっては、地植えにすることによって、どんどん増えて広がっていく場合があるので注意が必要です。 他の植物の生長を阻害してしまうだけでなく、隣家にまで影響を及ぼす場合もあるので、このような植物は、地植えにするかどうかを慎重に検討しましょう。 また、そもそも乾燥や過湿に弱い、あるいは高温や低温に弱い植物を地植えにすると、移動ができなくなるため、環境が合わずに枯れてしまうこともあります。 育てる際は植物の性質を事前に調べておき、適切な栽培場所を決めて管理することが大切です。
ほったらかしでも育てやすい、手間いらずでオシャレな多年草
●宿根サルビア チェリーセージやコモンセージ、サルビア・ネモローサなど、宿根サルビアには多くの品種があります。いずれも草丈が高く、見映えのよい花を咲かせるのが特徴です。 ※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗) ●アジュガ アジュガはグランドカバープランツとして重宝する多年草です。美しい葉色が楽しめるほか、春に開花するピンクやパープルの美しい花も見逃せません。乾燥に弱いので、半日陰が栽培場所に適しています。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●ビオラ・ラブラドリカ 凛としたパープルの花と銅葉が美しいビオラ・ラブラドリカ。冬から翌年の梅雨ごろまで開花する多年草です。コンパクトに生長するため、場所をとらずに育てることができます。 ※参考価格:300円前後(3号ポット苗) ●ムスカリ 球根植物のムスカリは、植えっぱなしでも育てられる多年草。毎年分球して増えていくので、生長が楽しみになる植物です。オシャレな花色も増えており、選ぶ楽しみもあります。 ※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)