【可愛い声になりたい!】老け声を解消する「4つのポイント」とは?
年々、声が低くなり、出しにくくなったことを感じたVOCEエディターが無謀にも「老け声を改善して、美容家の神崎恵さんみたいな可愛い声になりたい!」とオーダー。それに応えてくれたのが、カリスマボイストレーナー・秋竹朋子さん。今回は、老け声解消のポイントを教えていただきました! 〈画像で見る〉15分で変わる「老け声改善トレーニング」
老け声解消のポイントは4つ!
西村 私、元の声が低いのですが、どうすれば変わるでしょうか? 秋竹 西村さんは艶のあるセクシーな声の可能性を秘めているので、それを目指してもいいと思いますよ。 西村 いえ、目指さなくていいです……。 秋竹 そうですか(笑)。どちらにしてもボイトレが必要です。まずいい声、今回は特に可愛い声を出すための、4つのポイントをおさらいしましょう。
「可愛い声」のポイントはこの4つ!
① 腹式呼吸 ② 発声(アナウンサーのような通る声) ③ 共鳴(声の高さ) ④ 滑舌
① 腹式呼吸
秋竹 肺から出した空気が声帯を振動させて出すのが声です。声の通らない人は胸式呼吸の場合が多いんです。胸式呼吸は吐く息が少ないので声帯の振動が小さくなり、声が小さくにごります。腹式呼吸でたくさんの息を吐くことができれば、声帯をしっかり振動させることができるので、聞き取りやすくよく通る声になるんです。
② 発声(アナウンサーのような通る声)
秋竹 喉だけで話すと、通りが悪く、聞き取りづらい声になります。声を出すときには常にお腹にギュッと力を入れて、腹式呼吸で息を吐きながら発声すると通る声に。
③ 共鳴(声の高さ)
秋竹 お腹から吐き出した空気で声帯を振動させて、鼻や口で響かせることで声質、いわゆる声の高さや雰囲気を作ります。特により鼻に響かせることで、高くて可愛い声に。
④ 滑舌
秋竹 いくら声が可愛くても滑舌が悪いと頭が悪そうに思われてしまいます。一瞬で強く鋭く息を吐けなくなったり、舌の動きが悪くなることが、滑舌が悪い原因です。腹式呼吸で強く吐く練習をしつつ、舌トレで滑舌をよくしていき ます。 イラスト/大窪史乃 取材・文/山本美和 Edited by 西村 美名子
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