ボクシング高校8冠の荒本一成がプロ入り「村田さんや竹原さんのような世界チャンピオンに」
ボクシングで史上初の高校8冠などアマチュア12冠を達成した荒本一成(24)が、帝拳からプロデビューすることが12日、都内で発表された。19日にプロテストを受験し、デビュー時期は6月ごろ、階級はミドル級を予定している。 2021年の東京五輪出場は両膝の半月板損傷による手術で諦めざるを得なかったが、プロの世界チャンピオンというかつての夢を思い出し、現在のアマに違和感を覚えていたこともあって「プロになったらどこまでいけるんやろ?」とプロ入りを決めた。 「世界に行くならこのジムしかない」と、山中慎介氏や村田諒太氏など多くの世界王者を輩出し、自身も大学時代から通う帝拳入り。ミドル級を選んだ理由を「村田選手などがすごい結果を残して来た歴史ある素晴らしい階級だと思う。そこにこだわって、その階級で勝負していきたいという気持ちが強くなりました」と説明し、「村田さんや竹原慎二さんのように偉大な世界チャンピオンになるのが目標。しっかり練習して一戦一戦勝っていけば、おのずと目標にたどり着くと思います」と力強く語った。