アメリカ人夫妻がハネムーン先に日本を選んだうれしい理由 移動中に感動した日本ならではのものとは
日本各地を観光する訪日外国人の移動手段としても大人気の新幹線。ハネムーンで初めて日本を訪れているアメリカ人夫妻も、日本旅行中に利用し、正確性や安全性を兼ね備える新幹線にすっかり夢中のようです。なかでも移動時間を効率的に使え、素敵な旅の思い出になる、あるものにとても感動したといいます。日本独自の文化として、世界で注目が高まっているものですが、いったいなんなのでしょうか。 【写真】アメリカ人が新幹線で感動した日本独自の文化 実際の写真 ◇ ◇ ◇
友人たちのすすめでハネムーンに日本へ
アメリカ北西部のワシントン州シアトルからやってきたというブルックさんとベンさん。ふたりが日本へ来るのは初めてです。今回はハネムーンだそうで、日本を選んだ理由を聞きました。 「日本を選んだのは、私たちの周りに日本へ行ったことがある友達が多くて、みんながすすめてくれたからです。『食事も何もかも素晴らしいよ』って聞いたんです」 こうして日本で2週間の旅を楽しむことにしたふたり。5日間は京都を観光し、残りは東京で過ごしています。 毎日厳しい暑さが続いていますが、「日中でも歩き回っていますね。途中にショッピングを挟んだりして、けっこう快適に過ごしていますよ」とブルックさん。上手に日本を楽しんでいるようです。
移動には新幹線を利用 アメリカでは出合えない乗り物に興奮
日本での行く先を決める際に、交通の便を一番に気にしたというふたり。まずは関西空港に到着し京都に滞在後、東京までの移動には東海道新幹線を利用したそうです。 「新幹線の旅はすごく楽しかったです! 静かで、速くて、楽しい乗り物でした」 興奮ぎみのベンさん。車社会のアメリカでは新幹線に匹敵するような高速鉄道は、ないに等しいといいます。 「アメリカで、東京-京都間と同じ距離を移動するとしたら、今は20時間くらいかかるのではないかってくらいの電車しかないと思います」
移動中の時間を効率的に使えるおいしい駅弁に驚き
また、新幹線のホームやコンコースで手軽に購入できる、駅弁も魅力的に映ったようです。ひとつのボックスの中に、ごはん、主菜、副菜などがバランス良く、きれいに詰め込まれた日本のお弁当は、海外でも「BENTO」と呼ばれ注目が高まっています。列車内でお弁当を食べるスタイルは日本ならではで、楽しみにしてくる外国人観光客も少なくありません。 ふたりが手に取ったのは、城崎温泉名物のかにめしと、鱒寿司でした。かにめしは紐を引っ張ると、瞬時に温かくなる加熱式。そんな日本らしい細やかな工夫も気に入ったようで、「楽しい」という感想が出てきたようです。 移動時間においしい食事が取れる、日本の駅弁にいたく感動したふたり。素敵な思い出がたくさんできたようです。ぜひ、ブルックさんたちも日本の素晴らしさをお友達に広めてほしいですね。
Hint-Pot編集部