早くも正月ムード、門松お目見え 境内の紅葉と共演 福井県の大安禅寺
福井県福井市田ノ谷町の大安禅寺に11月28日、門松が登場し、境内の紅葉との共演が訪れた人を楽しませている。 庭師の男性らが1991年から毎年設置している。今回のテーマは「平安長久」。2024年は元日から能登半島地震が発生し、物価高騰など多くの試練に直面したことを踏まえ、来年は穏やかで平和な日々が続き、心の安らぎが長く保たれてほしいとの願いを込めた。 この日は午前8時から末政さんや地元有志ら6人が作業。山門前に高さ2・2㍍のモウソウチクを立て、縁起物の松や梅、ナンテンなどを飾っていった。 門松は来年1月12日ごろまで設置される。副住職は「門松を見て、よい年を迎える準備をしてもらえたら」と話した。