年越し寒波 日本海側で大雪のおそれ 帰省時の移動は要注意 全国的に厳しい寒さも 気象庁1か月予報
気象庁は19日(木)、向こう1か月(12/21~1/20)の天候の見通しを発表した。寒気の影響を受けやすいため、気温は全国的に低い見込み。
とくに、年末年始(12/28~1/3)は寒さが厳しく、日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性がある。
低温と大雪に関する早期天候情報
東北の日本海側、東・西日本、沖縄・奄美の気温は、27日(金)ごろまでは平年並みか低いが、28日(土)ごろからは冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、かなり低くなる可能性がある。また、28日(土)ごろからは、本州の日本海側で降雪量がかなり多くなる可能性もある。
このため、気象庁は東北の日本海側~沖縄に「低温に関する早期天候情報」、本州の日本海側に「大雪に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や、寒冷地を中心に水道管の凍結等に注意するよう呼びかけている。多雪地帯では、除雪の準備等も早めに行うようにしておきたい。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。