種子島出身力士 島津海関 地元で合宿 放駒部屋力士で相撲教室も
鹿児島放送
来月の大相撲名古屋場所に向け種子島で地元出身の力士、島津海関らが合宿に臨んでいます。 西之表市役所で歓迎される力士たち。 西之表市出身の島津海関ら放駒部屋のメンバーです。 種子島での合宿は今回が初めてで歓迎式では県や市・後援会から鹿児島黒牛と鶏肉、米などが贈られました。 島津海関 「(地元での合宿は)お相撲さん冥利につきるというか、すごい光栄なことなのでとてもうれしいです。まずは名古屋場所を勝ち越して、幕内にもどって種子島をさらに盛り上げられるようがんばります」 土曜には地元の小中学生71人が参加し相撲教室が開かれました。 子どもたちは両足を交互に高く持ち上げて下ろす「四股」や足の裏を土俵から離さないようにする「すり足」など相撲の基本を学びました。 ぶつかり稽古では力士1人に対して5人、6人で挑み、ようやく押し出せるほど。 力士の強さを肌で感じました。 【参加した小学生】 「とても楽しかったです。とてもみんな強くて首が痛いです。島津海はとても強かったです」 「ちょっといっぱいお相撲さんたちがいて怖かったけど、やってみたらなんか楽しかった。」 参加者のなかには島津海関の顔が施された化粧廻しを締める赤ちゃんも。 母親が島津海関と同級生でした。 【島津海関の同級生】 「同級生で島津海が。同級生なんですけど、中学校から、島を盛り上げてくれて、頑張ってくれてるのですごいうれしいです」 【島津海関】 「たくさんの子どもたちが来てくれて、身近に大相を感じていただけたのかなと思います。種子島はいま僕だけなので、お相撲さんが。ここからまた種子島出身のお相撲さんが出てくれればと思います」 放駒部屋は今月19日まで種子島で合宿を行います。