「タケの独壇場」「手がつけられない」16戦無敗の強豪から1G1Aの久保建英をソシエダ番記者が絶賛!指揮官の起用法や“過剰な要求”に苦言「彼が去った日、我々が受けるショックは大きい」【現地発】
交代となると、万雷のスタンディングオベーションが巻き起こった
前述した通り、タケの価値はアヤックス戦で存分に証明された。2度の輝きで違いを生み出し、チームを勝利に導いた。16試合負けなしできていたオランダの強豪はさすがの強さを発揮し、前半、ソシエダはほとんどチャンスを作ることができなかった。 そんななかでも、タケは44分に絶妙なスルーパスをシェラルド・ベッカーに送ってミケル・オジャルサバルの好機の起点となると、アディショナルタイムにはカウンターからドリブルで持ち込み右足シュートを放ちと見せ場を作った。 そして迎えた後半、59分に前線から素早いアプローチでマイボールにしてクロスを上げるもDFにクリアされ、ゴール前のアイヘン・ムニョスへは届かなかった後だった。 67分、ホン・アランブルとのパス交換からボックス内に侵入。狙いすました左足クロスでアンデル・バレネチェアの先制点をアシストすると、86分には見事なカットインから左足を振り抜き、ボールはDFの足をかすめてネットを揺らした。 その直後にお役御免で交代となると、アノエタ中に万雷のスタンディングオベーションが巻き起こった。その間、アスレティック戦での途中交代に改めて首をかしげる者も中にはいただろうが、4日前の敗北を忘れさせる、タケの独壇場と化した一夜だった。 取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア) 翻訳●下村正幸
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