千葉が小林慶行監督の続投を発表、就任3年目で悲願のJ1昇格を目指す「2025シーズンこそ…」
ジェフユナイテッド千葉は25日、小林慶行監督との契約を更新し、2025シーズンもトップチームの指揮を執ることを発表した。 現在46歳の小林監督は、現役時代に東京ヴェルディ、大宮アルディージャ、柏レイソル、アルビレックス新潟で活躍。2012シーズン限りで現役を引退すると、スパイクを脱いだ直後はサッカー解説者としても活動した。2014シーズンから2019シーズンまではベガルタ仙台でコーチ、およびヘッドコーチを担当。2021年より千葉のコーチに就任すると、2022年11月には翌シーズンからの監督就任が決定した。 昨季はJ2リーグを6位で終え、クラブとして6年ぶりのJ1昇格プレーオフ出場を決めたものの、準決勝で東京Vに1-2で敗れ、15年ぶりのJ1帰還を逃した。体制2年目の今季は、序盤戦こそ躓いた印象もあったが、徐々に安定感を増し、2024明治安田J2リーグ第28節ベガルタ仙台戦(○4-2)から第36節藤枝MYFC戦(○3-2)まで、9試合を8勝1敗で駆け抜けるなど好調をキープ。しかし、第37節V・ファーレン長崎戦(●1-2)、最終節モンテディオ山形戦(●0-4)でJ1昇格プレーオフ出場を争うライバル相手に痛恨の連敗を喫し、最終的には19勝4分15敗の勝ち点「61」で7位フィニッシュ。J1昇格プレーオフ行きの切符は掴めず、来季でJ2の16年目に突入することが決まっていた。 来季で就任後3年目のシーズンを迎える小林監督は、契約更新を受けて、クラブを通してコメントを発表。今季、本拠地『フクダ電子アリーナ』で声援を届けたファン・サポーターへの感謝とともに、来季に向けた意気込みを明かしている。 「2025シーズンも監督として指揮を執らせて頂くことになりました。今シーズン、ホームゲームの平均入場者数は2016シーズン以来の10,000人超え、ホーム最終戦では16,700人以上の皆さまに選手たちの背中を押して頂きました。これは2010シーズン以来の来場者数だったと聞きました。この2年間、チームと共に戦ってくれている皆さまの熱量がどんどん増していくのを感じています。本当にありがとうございます」 「2025シーズンこそ、皆さまとの一体感と積み重ねてきたものを武器に目標を掴み取ります。引き続きの熱いサポートをどうぞよろしくお願いします」
SOCCER KING