3ポイントシュートを決めた比江島慎選手

◇バスケットボールBリーグ　宇都宮80-73群馬(7日、日環アリーナ栃木) W杯で日本代表のパリ五輪出場権獲得に貢献した比江島慎選手が要所で得点を奪う活躍を見せ、宇都宮が開幕戦を白星で飾りました。 【画像】検索サイトで『比江島慎』表示回数が約170倍に　バスケW杯の波及効果をBリーグ発表 序盤、アイザック・フォトゥ選手がゴール下での得点を重ねると、千葉Jから移籍したギャビン・エドワーズ選手が3ポイントを沈めるなど第1Qは22-19と宇都宮がリード。第2Qにはベンチスタートの遠藤祐亮選手が2本の3ポイントを沈めるなど、さらに点差を広げ、宇都宮が46-39と7点リードで前半を終えます。 第3Qに入ると、ここまで無得点の比江島選手がペイントエリアでのシュートを決めこの日最初の得点。さらに、残り4分の場面ではグラント・ジェレット選手にふわり浮かせたパスで得点をアシストすると、直後のプレーでは相手のマイケル・パーカー選手のシュートをブロック。攻守でチームを引っ張ります。 さらに、6点リードの3Q終了間際にはこの日初めての3ポイントを決めた比江島選手。すると、W杯ベネズエラ戦で3ポイントを沈めた後に見せた指を3本立てる“決めポーズ”を披露し会場は大盛り上がり。 第4Qにもゴールへのドライブで得点を奪った比江島選手の活躍もあり、リードを守りきった宇都宮が開幕戦に勝利で飾りました。 9得点4アシストの活躍を見せた比江島選手は「ほんとに要所要所だけですけど、しっかり勝ちにつながる活躍、ドライブができたのでまた明日はしっかりチームを引っ張れるように頑張ります」と謙虚に振り返りました。 勝った宇都宮はフォトゥ選手がチームトップ18得点8リバウンド、遠藤選手が13得点。一方、敗れた群馬は新加入のベン・ベンティル選手が両チームトップ22得点の活躍も勝利とはなりませんでした。