50代 厚塗り感ナシ!自然に仕上げるベースメイクの方法
気になる箇所を隠そうと厚塗りになってしまうと逆に老けて見えてしまう…隠しすぎず、自然に見せる「しなやかな肌」の作り方を、ヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんに教わった。 【写真】50代に似合うメイクアップ術
「しなやかな肌」の作り方、4つのステップ|ステップ1:化粧下地で、素肌の”偏差値”を上げる
上品に輝き、ほんのりピンクみを帯びた下地は、大人のベースメイクにマスト。 「下地の目的は、薄いシミやくすみ、シワや毛穴を、ツヤと血色感で『ある程度』飛ばすこと。素肌の偏差値を上げる感じです。最初にこのプロセスを仕込むことで、そのあとのベースメイクを薄くでき、がんばった感じのない“しなやかな肌”に仕上がるのです」(岡田さん)。
使ったのはこれ
潤いと輝きで肌のアラを飛ばし、いきいきとした素肌に。 ディオールスキン フォー エヴァー グロウ ヴェール SPF20・PA ++ 30㎖ ¥7,370/パルファン・クリスチャン・ディオール
《2》首から浮かないよう顔の輪郭の下まで 1で置いた下地を指の腹で顔全体にのばす。耳の前、エラから首にかけて、あご下までのばし、首との境目をつくらない。 カーディガン¥11,000/ゲストリスト(ステートオブマインド)
ステップ2:ファンデーションで、しなやかな薄膜をフィットさせる
ファンデーションはほどよくツヤ感がアップする、リキッドなどのファンデーションを使用。ここでの目的は、しなやかな薄膜をフィットさせ、ヘルシーな質感をつくること。 「ファンデーションでシミ、毛穴を完全に消そうとしないで。今のファンデーションは優秀で、薄膜でもかなり肌のアラをごまかしてくれます。消すのではなく『ごまかす』のが正解です」(岡田さん)。
使ったのはこれ
ギラついて見えないみずみずしいツヤ感と、均一になじむ薄膜が絶妙。更年期汗にも強く、くすみにくい。 ゼン ウェア グロウ SPF20・PA++ 全10 色 各30㎖ ¥7,700/コスメデコルテ