有元葉子「夏の絶品レシピ」簡単で最高に美味しい!
夏の代表野菜「きゅうり」。暑くほてった体を冷ます効果があるといわれるきゅうりは、今の季節にぴったりの食材。今回は、料理研究家・有元葉子さんおすすめの夏のきゅうりレシピをご紹介。 【写真】有元葉子の簡単でおいしい料理
きゅうりのお寿司
昔から作り続けている夏のお料理。薄切りにしたきゅうりに塩をふり、これ以上は水気が出ないというところまで、ぎゅっと絞るのがコツです。食べてみて、きゅうりの塩気が強いようなら、少し洗ってからさらしで水気を絞ってください。じゃこでもいいのですが、うなぎを入れるとごちそうに。
■材料(作りやすい分量) きゅうり…5本 塩…きゅうりの重量の3%ぐらい うなぎの蒲焼き(市販品)…1串 米…3合 〈すし酢〉 米酢…75㎖ 塩…小さじ2/3 メープルシロップ(ゴールデン)…大さじ2~3 実山椒(塩ゆでしたもの)…大さじ1 しょうがの甘酢漬け…適宜 ■作り方 ❶きゅうりは薄切りにして塩をふり、重しをしてしばらくおく。塩が完全に溶けて、きゅうりがしんなりするまでおく。生の青い実山椒は4~5回ゆでこぼして塩をまぶす。 ❷米は研いで浸水させ、普通に炊く。 ❸ボウルにすし酢の材料を合わせて、よく混ぜておく。 ❹炊きたてのごはんを飯台か、大きめのボウルにあけて、③のすし酢を回しかける。しゃもじで切るように上下を返して混ぜ、うちわであおいで冷ます。 ❺①のきゅうりを食べてみて、塩気が強いようなら軽く洗い、さらしで水気をギュッと絞る。 ❻うなぎの蒲焼きはついているタレを少しかけて温め、1.5㎝幅に切る。 ❼④の寿司めしに⑤のきゅうり、⑥のうなぎを半量ずつ散らし、しゃもじで上下を返すようにして、ごはんをこねないように混ぜる。きゅうり、うなぎの残りを散らし、実山椒を散らして、しゃもじで上下を返すようにして、ごはんをこねないように混ぜる。器に盛り、しょうがの甘酢漬けを添える。 撮影/MANA LAURENT 原文/AKO SHIRAE ※エクラ2024年9月号掲載