アウディ、旗艦『A8』に資質を際立たせる限定車“グランドツーリングリミテッド”を導入。PHEV仕様も設定
アウディの誇るフラッグシップセダン『A8』が備えるドライバーズカーやグランドツーリングカーとしての資質を際立たせるべく、ブラックスタイリングパッケージやアウディスポーツ製アルミホイールなどを備えた限定モデル“Grand Touring limited(グランドツーリングリミテッド)”が登場。8月20日より発売開始となっている。 【写真】アウディスポーツ製21インチホイールやブラックパッケージを特別装備するグランドツーリングリミテッド 現行で4代目を数える『A8』は、歴代モデルともにブランドのスローガンである“Vorsprung durch Technik(技術による先進)”を具現化する存在として数多くの先進技術を搭載してきた。その第4世代も革新的な軽量高剛性ボディ設計のアウディスペースフレーム(ASF)を皮切りに、高効率直噴エンジンやquattro(クワトロ/フルタイム4WD)、デジタルマトリクスLEDヘッドライトやマトリクスOLEDリヤライト、最先端のドライバーアシスタンスシステムなど、旗艦サルーンに相応しい充実の装備を誇る。 今回導入されたグランドツーリングリミテッドは、2021年5月に設定された限定車の基本コンセプトを守りながら、装備をさらに充実するとともに新たにプラグインハイブリッド(PHEV)を設定することにより、選択肢を広げている。 ベースグレードの“55 TFSIクワトロ”と、PHEV仕様の“60 TFSI eクワトロ”ともに、パワートレインは3.0リッターのV型6気筒直噴ターボエンジンを搭載。最大出力250kW(約340PS)、最大トルク500Nmを発揮し、モーターを組み合わせた後者では4つのドライビングモードのうちEVモードを選択した際、最大航続距離54km(WLTCモード)の4輪駆動による走行が可能となっている。 ■質感をさらに高める個別装備を両モデルに特別採用 また両モデルの共通仕様としてコンフォートパッケージ、パノラマサンルーフ、そしてバング&オルフセンの3Dアドバンストサウンドシステム(23スピーカー)を搭載。さらにSライン・スタイリングパッケージとブラックのアウディリングス&ブラックスタイリングパッケージ(アウディ・エクスクルーシブ)が施され、特別装備のアウディスポーツ製ブラックの10スポークスターデザインアルミホイール9J×21、265/35R21タイヤとともに、この『A8』が備えるスポーティなドライバーズカーとしてのキャラクターと精悍なイメージを際立たせている。 個別の仕様として55 TFSIクワトロには、前席の快適性を高めるコンフォートセンターアームレストに加え、前後のシートベンチレーションマッサージ機能とともに、通常のアダプティブエアサスペンションに比べて車高を10mm低く設定するアダプティブエアサスペンションスポーツを特別装備。ボディカラーにも、アウディの“RS”モデルに採用されてきたアウディ・エクスクルーシブカラーのスズカグレーメタリックを特別採用している。 同じくPHEV仕様の60 TFSI eクワトロでは、スポーティなテイストの内装に仕上げるSライン・インテリアプラスパッケージとヘッドライニング・ブラックダイナミカとともに、ボディカラーにはセブリングブラック・クリスタルエフェクトを特別採用した。 ともに8速ティプトロニックの右ハンドル仕様となるアウディA8グランドツーリングリミテッドは、純粋なガソリンエンジン仕様の55 TFSI quattroが30台、同PHEV仕様の60 TFSI e quattroが10台の合計40台が設定され、価格はそれぞれ1567万、1608万円(ともに税込)となっている。詳細は公式サイト(https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/special_offer/limited_edition/a8_grand_touring_limited.html)まで。 [オートスポーツweb 2024年08月21日]