荷物を置いたら絶対ダメな場所は?【旅館マナー】宿泊時のNG作法とは
クリスマスや年末年始の休暇に向けて、旅行に出かけることが多くなるシーズンの到来です。旅行の楽しみのひとつが、ホテルや旅館などでのんびりすること。特に温泉を楽しむ旅館では、普段あまり接することのない和室や浴衣着用時のマナーについて悩んだことがある方も多いと思います。今回は、今さら聞けない旅館でのマナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。 【画像】荷物を置いたら絶対ダメな場所は?【旅館でのNGマナー】 まとめはコチラ
旅館でのマナー
【元社長秘書のマナー講座】vol. 15 これからの季節は、クリスマスや年末休暇の長期休暇で、旅行をする機会が増える方も多いのではないでしょうか。家族や大切な人と、ゆっくり過ごす時間は至福のひとときですよね。旅行をする際の楽しみのひとつが宿泊をするお宿だと思いますが、皆さんはホテル派ですか? 旅館派ですか? どちらにしても最低限のマナーがあります。実は、知らず知らずのうちにNGマナーをしてしまっていることもあります。そこで今回は、なかなか聞けない「旅館の宿泊マナー」についてご紹介をします。ぜひ、素敵な旅をする際の参考にしてみてくださいね。
マナー1. チェックイン
事前に到着時間を知らせる 昨今、予約時に到着時間を伝える宿が多くなりました。到着時間に合わせて、迎えの準備や部屋の準備等をするため、伝えた時間から前後する際は必ず早めに電話でその旨お伝えするのが礼儀です。15時からチェックインできる旅館が一般的ですが、宿により異なるため確認をしておくと良いでしょう。到着時間を聞かれない場合でもおおよその時間を伝えておくことをおすすめします。また、アレルギーや苦手な食材があれば、宿の予約を入れるときに伝えておくのも、旅を楽しむ際のマナーです。
マナー2. 玄関
靴を後ろ向きで脱ぐのはNG 玄関では靴を脱いであがる旅館もあります。その際に、靴を後ろ向きに脱ぐと、迎えてくれた相手にお尻を見せることになるためマナーとしてはNGです。この場合、正面を向いたまま靴を脱ぎ、玄関に上がってから自分で靴を反対側に向けるのが正解です。「履物はそのままでどうぞ」と声をかけられた場合、「ありがとうございます」とお礼の言葉を添えましょう。