他人の電子マネーアカウントでランニングシューズ購入か 中国籍の男を再逮捕 兵庫県警
他人の電子マネーアカウントを使ってランニングシューズを購入したとして、兵庫県警サイバー捜査課と生田署は3日、私電磁的記録不正作出や窃盗などの疑いで、さいたま市見沼区に住む中国籍の会社員の男(31)を再逮捕した。 【写真】「オレオレ詐欺」見抜いた私は大丈夫、と思っていたのに… 再逮捕容疑は、何者かと共謀し1月、尼崎市に住む男性(29)の電子マネーのアカウント情報を入力し、インターネット通販サイトでランニングシューズ1足(販売価格2万9700円)を購入。自分の住所を送付先に指定して盗んだ疑い。調べに「窃取したクレジットカードとは知らなかった」と容疑を一部否認しているという。 同課によると、男性の電子マネーアカウントには、横浜市の60代女性のクレジットカードがひも付けられ、代金が支払われていた。 男は、中国人の男とみられる人物から指示を受けていたといい、送られてきたシューズを神奈川県内の企業に転送していた。県警は男が荷受役として関与し、1回の受け渡しで千円の報酬を得ていたとみている。 男は他人の電子マネー情報を悪用し、「ホカオネオネ」のシューズ1足を入手するなどしたとして、県警に私電磁的記録不正作出や窃盗などの疑いで逮捕されていた。