迫力満点?それともかわいい? ティラノサウルスになりきり疾走 上田市
上田市古里のグラウンドで28日、恐竜ティラノサウルスの着ぐるみを着て走るイベント「ティラノサウルスレースin信州上田」が初めて開かれた。県内外から約130人が出場。参加者はカラフルな着ぐるみを荒々しく揺らしながら30メートルのコースを疾走した。 【写真】ゴールを目指す着ぐるみのティラノサウルス5頭
幼獣(小学生まで)、成獣(中学生以上)オス、同メスの3部門で実施。参加者は内部にファンで空気を送って膨らませる市販の着ぐるみに身を包むと、順番に5頭ずつ走ってタイムを競った。
成獣メスの部に出た会社員の村松理恵さん(47)=長野市三輪=は「暑さも何のその。ティラノサウルスになりきって全力で楽しめた」と満足そう。5秒12のタイムで成獣オスの部を制した会社員の土屋博さん(55)=東御市和=は「日ごろのストレスが発散できた」と笑った。
イベントは、リフォームや雑貨店を手がけるマキノ(上田市)社員らの実行委員会が「上田市を元気にしたい」と企画し、ティラノサウルスレースを振興する日本ティラノサウルス競技連盟(東京)が協力。熱中症予防のため競技時間を早め、午前中にレースを終えた。