【名古屋市長選】候補者たちのSNS戦略「デマ」に対する反論動画を配信 毎夜ライブで対話重視の候補者も
「デマ」に対して反論動画も投稿
SNSでは「増税派」「敬老パス廃止」と決めつけられるなど「デマ」も多いといい、反論動画も出しました。 「選挙におけるSNSのウェイトがかなり高くなってきて、それがいい形で使われるなら選挙や民主主義のクオリティーを高めていくことになるが、あまりにもデマ・誹謗中傷がひどいので、それに対してコメントするとか、そういう使い方もします。つまり反論するためですね」(大塚氏)
尾形氏は、ほぼ毎日生配信を行う
「尾形慶子のナイトライブ。TikTok・Instagram、今夜も始めたいと思います。いえーい」(無所属・新人 尾形慶子氏) 政治団体の共同代表、尾形慶子氏(67)。 告示日以降ほぼ毎日、夜8時以降にInstagramとTikTokで生配信を行っています。 「質問お寄せください!」(尾形氏) すると―― Q.地下鉄乗るのに、下りのエスカレーターが少なく使いづらいです 「少ないんですね。上りはしんどいから(ついてるけど)、下りは歩いて帰ると足悪い人とか、結構下りで膝に負担があるとか」(尾形氏)
対話形式で生配信をする意図とは?
公職選挙法で、拡声器などを使った街頭演説は午後8時までと定められていますが、ネットを使った選挙運動は、何時まででもできます。 対話形式で生配信をするのには、意図があるといいます。 「票が1票2票とかそういう問題じゃなくて、リアルな声をやっぱり伝えていきたい。TikTok・Instagramライブも、コメントがどんどん入ってきて、こうしたらいいんじゃないんですかっていう、そういう意見も入ってくるんですよね。ああなるほどってすごく、気付かされることが多いです」(尾形氏) 選挙戦が終わるまで、夜の生配信を毎日続けます。 「(今回の選挙戦で)特に訴えたいのが、若者と女性と非正規雇用の人たちと思っている。若い人たちに届くような、沿うような形の発信がしたい」(尾形氏)
各候補者の訴えは…
元会社員の太田敏光氏(76)は、名古屋城天守の木造化を中止し、耐震化することなどを訴えています。 旅行会社社長の水谷昇氏(61)は、巨大テーマパークを誘致して経済を活性化することなどを訴えています。 元大学講師の不破英紀氏(64)は、診断が難しい、長期の患者への支援などを訴えています。 元自治大学校教授の鈴木慶明氏(85)は、市民ファーストを掲げ、持続可能な賃上げを進めたいと訴えています。 名古屋市長選挙は24日に投票が行われ、即日開票されます。