【名古屋市長選】候補者たちのSNS戦略「デマ」に対する反論動画を配信 毎夜ライブで対話重視の候補者も
24日に投票の名古屋市長選挙ですが、最近の選挙ではSNSの影響力が大きくなっています。活用する一方で、悩みもあります。 【動画でみる】候補者たちはSNSで何を訴える?若者が選挙に興味を持ってもらう取り組みも 名古屋市内の投票所では、22日の午後、区役所の職員らが候補者の名前が書かれた紙を張り付けるなど、準備が進められています。 24日に投票が行われる名古屋市長選挙には、届け出順に7人が立候補しています。 「定着をすっかりしたこの名古屋では、減税をやめるという選択肢はありえない。多くの市民の方が継続を求める、だれも損してない」(広沢一郎氏) 「大塚耕平は3つのゼロ。給食代ゼロ、敬老パス負担金ゼロ、がん検診代ゼロ、この3つのゼロを速やかに実行し、市民のみなさんの手取りを増やす」(大塚耕平氏) 「尾形慶子は、金持ちまやかし減税をストップします。奨学金を返済を毎月2万円(補助)、給食費は無料にします」(尾形慶子氏)
最近の選挙は、SNSの影響も注目される
最近の選挙では、SNSの影響も注目されています。 「基本的にはインターネットで調べる。まずは検索して、候補者のXなどを中心に、どういう考えかとか(調べる)。特にYoutubeや動画になると、熱量も伝わってくるので、他のメディアに比べると総合的にわかりやすい」(40代)
SNSは、若者たちの間でさらに深いつながりが…
若者たちの間では、さらにSNSとのつながりが深くなります。 名古屋で行われた、選挙を身近に感じてもらうためのイベントには、大学生約15人が参加。 候補者たちのインタビュー動画を、SNSで見比べました。 普段の選挙で候補者を調べるときも、SNSを使います。 「新聞を少し見たり、スマホでも公約が見られたりするので、短時間でその日の朝に見るだけだったが、そんな感じで(調べている)」(愛知学院大学3年生) 「ニュースとかで見るのも大事だが、SNSとかで候補者の本音とかを自分で調べた方が、知識としても入ってくると思う。(SNSで)見たことだけをうのみにするのではなく、深いところまでちゃんと自分で調べたり、いろいろな人の意見を取り入れたりして、今後活用していきたいなと思っています」(中京大学2年生)