【NPBアワード】セ・パのMVP&新人王発表 村上・山本・山下が選出 日本一を争った関西2チームから
日本野球機構(NPB)は28日、セ・パ両リーグの最優秀選手(MVP)ならびに新人王を発表しました。 【画像】セ・リーグMVPと新人王をダブル受賞した阪神・村上頌樹投手 セ・リーグは38年ぶりの日本一を達成した阪神から、村上頌樹投手がMVPと新人王をダブル受賞。自身初の2桁勝利に加えて、最優秀防御率のタイトルも獲得し、大きな飛躍を遂げる一年となりました。 飛躍のきっかけについて村上投手は「1月青柳さんと自主トレをして、そこできっかけをつかんで、そこが今年の始まりというか、シーズンのいいきっかけになったんじゃないかなと思う」と、経験豊富な先輩からのアドバイスをあげました。 パ・リーグのMVPとなったのは、オリックスの山本由伸投手です。3年連続3度目となるMVPだけでなく、投手四冠、そして沢村賞に輝き、日本での最後のシーズンを最高の形で締めくくりました。 山本投手は「一年通して良いパフォーマンスが出せたので良い成績になった」と今季を振り返ると、イチローさん以来となる3年連続でのMVPについて「偉大な先輩と同じ事ができてよかった。もっともっと追いついていきたい」とさらなる成長を誓いました。 パ・リーグの新人王となった山下舜平大投手は、けがで終盤に離脱したものの、開幕投手を任されて防御率は1.61。今季9勝をあげ首脳陣の期待に応えました。 シーズンを通して好調を維持できた要因として「中嶋監督にはいろいろな相談に乗ってもらった」と中嶋聡監督の存在をあげた山下投手。名監督の支えで今季飛躍の一年となりました。